2016年度工学院大学 第1部応用化学科

微生物実験(Experiments in Microbiology)[0029]

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1単位
坂口 政吉 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
油井 信弘 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
辛  英哲 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
杉山 健二郎 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
食品衛生管理者および食品衛生監視員として必要な,微生物に関する基礎的技術を修得する。
食品の安全性評価に不可欠な微生物の正しい取り扱い方法,および微生物検査の基礎的手法を修得する。

<受講にあたっての前提条件>
生物を扱う実験のため,
生物に関する講義,実験を受講していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
1) 微生物培養の基礎的技術を修得する
2) 微生物検査の基礎的技術を修得する
3) 微生物の特徴を理解する

<授業計画及び準備学習>
以下の項目を実習する。

1.基本操作 -微生物の取り扱いの基礎-
 殺菌,消毒,滅菌,および無菌操作を修得し,培地を調製する
2.一般生菌試験-菌の同定-
 基準菌を用いて、菌の同定法を修得する
3.一般生菌試験-同定検査および菌の植菌-
 未知菌体を試料として同定検査を実施し,ヨーグルト菌の植菌操作を実施する
4.一般生菌試験-生菌試験-
 食品中および環境中の菌を調査する
5.一般生菌試験-菌数測定および菌の同定-
 植菌したヨーグルト菌の菌数測定および同定検査を実施する
6.一般生菌試験-生菌試験の検証-
 食品中および環境中の生菌検査を実施する
7.まとめ、学習内容の振り返り(授業内試験)

準備学習として,実習する事柄について調べておくことが大事である。
また,同じ検定法を数階繰り返し実施するため,実施した内容を復習し,理解を深めてほしい。

<成績評価方法>
実習態度(10%)、報告書(10%)、試験(80%)により総合的に評価し,60点以上の学生に単位を認める。

<教科書>
指定教科書なし。プリントを用意する。

<参考書>
指定参考書なし
食品衛生学,公衆衛生学,微生物学に関する書物を参考にしてほしい。

<オフィスアワー>
月曜-金曜の10時-17時、17号館303室
坂口連絡先 bt11532@ns.kogakuin.ac.jp


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