2016年度工学院大学 第1部応用化学科

栄養化学(Nutritional Chemistry)[1B19]

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2単位
山田 昌治 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
杉山 健二郎 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
私たちは食物を摂取しないと生きていけません。いわゆる三大栄養素、五大栄養素がなぜ重要なのか、摂取すると体の中でどのように消化されて吸収されるのか、また体の中でどのように栄養として活用されているかを学びます。

<受講にあたっての前提条件>
(1)生物化学T、生物化学U、物理化学T、物理化学U、分析化学Tを修得していることが必須である。
(2)分析化学Uを修得していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
(1)三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)がどのように摂取・吸収され、どのように私たちの体を構成しているかが理解できる。
(2)微量栄養素(ビタミン、ミネラル)がどのように摂取・吸収され、どのように私たちの体の中で機能しているかが理解できる。
(3)食物繊維が正確に定義でき、その機能が理解できる。

<授業計画及び準備学習>
(1)講義の概要 栄養化学概論 達成目標 (山田)
教科書第1,2章を予習しておくこと
(2)三大栄養素の機能、五大栄養素の機能 (山田)
教科書第4章を予習しておくこと
(3)糖質の構造と消化吸収(杉山)
教科書第6章を予習しておくこと
(4)糖質の代謝と栄養(杉山)
教科書第6章を予習しておくこと
(5)脂質の消化と吸収、代謝(杉山)
教科書第7章を予習しておくこと
(6)脂質の機能と生理作用、栄養価(杉山)
教科書第7章を予習しておくこと
(7)アミノ酸、タンパク質の基礎、消化と吸収(杉山)
教科書第8章を予習しておくこと
(8)アミノ酸、タンパク質の代謝と機能(杉山)
教科書第8章を予習しておくこと
(9)ビタミン類(杉山)
教科書第9章を予習しておくこと
(10)ミネラル,食物繊維(山田)
教科書第10,12章を予習しておくこと
(11)エネルギー代謝(山田)
教科書第13章を予習しておくこと
(12)心の健康と栄養(山田)
(13)免疫系と栄養(山田)
教科書第15章を予習しておくこと
(14)学習のふりかえり(山田)

<成績評価方法>
定期試験(配分60点)と毎回実施する小テスト(配分40点)で最終成績を評価、60点以上のものに単位を認める。

<教科書>
脊山洋右、野口 忠編「基礎栄養学第3版」(東京化学同人)
ISBN:978-4-8079-1604-7

<参考書>
ヴォート「基礎生化学 第3版」東京化学同人
ISBN:978-4-8079-0712-0

<オフィスアワー>
山田:(前期)毎週月曜日 17:30-19:00 新宿校舎2065室
(後期)毎週木曜日 17:00-19:00 新宿校舎2065室
杉山:(前期)毎週金曜日 9:00−10:30,新宿校舎2065室
(後期)毎週木曜日 11:00-13:30,新宿校舎2065室

<学生へのメッセージ>
食品の研究開発・生産管理・生産管理を行うために栄養化学の知識は必須です。基礎をしっかり学んで食品衛生管理者としての素養を高めてください。


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