2016年度工学院大学 第1部機械システム工学科
△市民生活の社会学B(Social Studies on the Civil Life B)[4G10]
2単位 勝田 由美 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 欧米諸国と比較しながら現代日本の労働問題を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- とくになし
- <具体的な到達目標>
- 労働問題を理解し、社会に出るための知識と心がまえをもつことができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 「休暇」の権利?
準備学習: 「日本 労働」で検索をかけ、現代日本の労働の問題に ついてイメージをもって授業に臨む 第2回 「日本型雇用」の成立 準備学習: 「日本型雇用」で検索をかけ、戦後日本に特徴的であった 労務管理の体制についてイメージをもって授業に臨む 第3回 「日本型雇用」の特徴 準備学習: 「職務給」で検索し、欧米の伝統的な賃金システムと 日本型雇用に特徴的な給与体系との違いについてイメージをもっておく 第4回 「成果主義」の功罪 準備学習: 「成果主義」で検索し、この方法にどんな問題があるかを調べておく
第5回 時間外労働の法制史 準備学習: 日本にはなぜ時間外労働が多いのか、理由を考えてみる
第6回 長時間労働のメカニズム 準備学習: 前回の授業のプリントやノートをきちんと読んで復習しておく
第7回 非正規雇用の現状と法的位置づけ 準備学習: 「パート」「アルバイト」の定義について考えておく
第8回 EUの「均等待遇」原則 準備学習: 「同一労働同一賃金」とはどういうことか、検索して調べておく
第9回 パート労働法の問題点 準備学習: 前回のプリントやノートをきちんと読んで復習しておく
第10回 派遣労働の歴史 準備学習: 労働基準法第6条について調べておく
第11回 派遣法の変遷 準備学習: 平成27年度の派遣法改正の概要を調べておく
第12回 「外国人」「労働者」について 準備学習: 日本にいる「外国人」労働者にはどんな国の人が多いか、 調べておく
第13回 「雇用問題」とは何か 準備学習: これまでの授業を振り返り、雇用問題や就職難の原因はどこにあるのか、 考えをまとめておく
第14回 授業のふり返り
(毎回の準備学習) 授業での配布資料には授業後に再度目を通し、漢字や語句、内容の不明な点について 次回の授業までに明確にしておくこと。 不明な点について自分で調べても理解できない場合には、担当教員に確認のこと
- <成績評価方法>
- 学期末の筆記試験の評価(100%)により単位を認める。授業中に課す小レポートの提出を試験受験の条件とする。
- <教科書>
- なし
- <参考書>
- なし
- <オフィスアワー>
- 月・木 昼休み 八王子校舎研究室(総合教育棟S−321室)にて
- <学生へのメッセージ>
- ふだんから新聞を読む習慣をつけましょう。
世知辛い社会で自分を大事にして生きていくには、社会の様々な事柄に目をむけることが大切です。
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