2016年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○数学II(Mathematics II)[3313]
2単位 上江洲 弘明 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 2変数関数の微分積分について基本的な事柄を身につける.
- <受講にあたっての前提条件>
- 「数学I」で学習した知識を前提とする.
本科目の習得後は「工業数学A・B」などの科目を履修することができる.
- <具体的な到達目標>
- (1) 2変数関数の極限を調べることができる.
(2) 2変数関数の微分(偏微分)を利用し,極値問題が解決できる. (3) 2変数関数の積分(重積分)を利用し,求積問題が解決できる. 「機械システム基礎工学プログラム」:C-1◎
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 2変数関数の極限
準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第2回 2変数関数の微分(偏微分) 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第3回 接平面の方程式と全微分 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第4回 合成関数の偏微分と陰関数 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第5回 2変数関数のテイラー展開 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第6回 2変数関数の極値問題 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第7回 条件付き極値問題 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第8回 前半の学習成果の確認(授業内試験) 準備学習: 第1回から第7回までのすべての単元について復習すること.
第9回 積分の復習 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第10回 2重積分の定義と累次積分 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第11回 積分順序の変更 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第12回 極座標変換による2重積分の計算 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第13回 一般の変換による2重積分 準備学習:前回の授業ノートを見ながら宿題に取り組むこと.
第14回 学習内容の振り返り 準備学習: 今までの学習課題の中で解けなかった問題を復習し,当該部分の教科書とノートを見て確認すること.
- <成績評価方法>
- 成績は授業期間内に実施する中間試験35%,試験期間に実施する期末試験35%,課題30%で評価する.Grade D以上の者に単位を認める.
ただし,2014年以前の入学者は授業期間内に実施する中間試験35%,試験期間に実施する期末試験35%,課題30%で100点満点で採点し,60点以上の者に単位を認める.
- <教科書>
- 長谷川研二 他「理工系のための微分積分」培風館
- <参考書>
- 高木悟 他「理工系のための基礎数学」培風館
- <オフィスアワー>
- 授業の前後に講師室にて
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