2016年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○数学II(Mathematics II)[3312]
2単位 金城 謙作 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 1変数の積分の続き、ならびに多変数関数の微分積分について,基本的な事柄の習得を目指す.
- <受講にあたっての前提条件>
- 「数学I」で学習した数学知識を前提とする.
- <具体的な到達目標>
- (1) 1変数の定積分の具体的な計算ができるようになる.
(2) 多変数関数の微分の基本的な計算ができるようになる. (3) 多変数関数の極値問題が解決できるようになる. (4) 多変数関数の積分の基本的な計算ができるようになる.
(JABEE 学習・教育目標) 「機械システム基礎工学プログラム」 (C)◎
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 [一変数関数の積分-5] ガイダンス、定積分とその性質
第2回 [一変数関数の積分-6] 定積分の置換積分法・部分積分法 第3回 [一変数関数の積分-7] 広義積分、積分法の応用-1 (面積) 第4回 [一変数関数の積分-8] (積分法の応用-2 (曲線の長さ、体積、表面積) ) 第5回 [偏微分法-1] 多変数関数の極限・連続、偏導関数 第6回 [偏微分法-2] 全微分と方向微分、接平面 第7回 [偏微分法-3] 合成関数の偏微分 第8回 [偏微分法-4] 高階偏導関数、2変数関数のTaylorの定理 第9回 [偏微分法-5] 2変数関数の極値問題 第10回 [偏微分法-6] (陰関数の微分法、条件付き極値問題) 第11回 [重積分-1] 2重積分とその性質、累次積分 第12回 [重積分-2] 2重積分の変数変換 第13回 [重積分-3] 2重積分の応用(体積、曲面積) 第14回 学習成果の確認(授業内試験)
準備学習は以下のとおりである。 どの回においてもそれ以前の回の講義の復習(ノート、教科書をみて)すること。また参考書(準教科書)の該当する部分をよく読みできたら練習問題を行っておくこと。
- <成績評価方法>
- 試験。2015年入学者は到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。2014年以前入学者は60点以上で単位を認める。
- <教科書>
- 長谷川研二他「理工系のための微分積分」培風館
- <参考書>
- 高木悟他「理工系の為の基礎数学」培風館
- <オフィスアワー>
- 授業の前後教室にて
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