2016年度工学院大学 第1部機械工学科
△日本の伝統芸能(Japanese Performing Arts)[4G14]
2単位 吉田 司雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 能、狂言、文楽(人形浄瑠璃)、歌舞伎、落語などに実際に触れるきっかけとなるよう、ビデオ教材等を通してその特質を学ぶ。現代に生きる日本の古典芸能の魅力に少しでも迫りたい。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。
- <具体的な到達目標>
- 日本文化に関する基本的な知識をしっかりと身につける。自身の意見を説得力ある形で表現できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 ガイダンス&基本知識の確認
準備学習:シラバスをきちんと読んでおく 2 「伊勢物語」を読む 準備学習:高校の国語便覧等で基礎知識を得ておく 3 「隅田川」(能)の世界 準備学習:高校の国語便覧等で基礎知識を得ておく 4 「源氏物語」と能 準備学習:高校の国語便覧等で基礎知識を得ておく 5 「太郎冠者」とは誰か−狂言の世界 準備学習:高校の国語便覧等で基礎知識を得ておく 6 「道成寺」の系譜(能から歌舞伎へ) 準備学習:自分で文献を探して基礎知識を得ておく 7 「義経千本桜」(人形浄瑠璃・歌舞伎)の世界 準備学習:自分で文献を探して基礎知識を得ておく 8 「勧進帳」(歌舞伎)の魅力 準備学習:自分で文献を探して基礎知識を得ておく 9 「東海道四谷怪談」−鶴屋南北・怪談狂言の世界 準備学習:自分で文献を探して基礎知識を得ておく 10 「仮名手本忠臣蔵」−仇討ちの美学 準備学習:高校の国語便覧等で基礎知識を得ておく 11 「怪談牡丹燈籠」−落語における怪談話 準備学習:高校の国語便覧等で基礎知識を得ておく 12 「死神」−三遊亭円朝の翻案物 準備学習:自分で文献を探して基礎知識を得ておく 13 授業内試験 準備学習:授業内容をしっかり復習しておく 14 学習成果の振り返り 準備学習:授業内試験でできなかった箇所を復習しておく
- <成績評価方法>
- 授業で触れた基礎知識がきちんと身についているかどうかを確認する授業内試験を実施する。また、授業中毎回確認テスト、感想文提出、ミニレポート等を課し、その結果をもとに平常点を算出、試験とあわせて60点以上の者に単位を認定する。授業内試験と平常点の比率は、7:3。
ただし、出席状況や提出物の評価点が一定の水準に達しない者は、最終テストの答案を採点対象としない。従って、まず授業にきちんと出席すること。出席状況のよくない学生に、単位修得の可能性はない。
- <教科書>
- 指定教科書なし。必要に応じてプリントを配布する。
- <参考書>
- 指定参考書なし。教場で随時紹介する。
なお、高校で使った国語便覧を持っていたら用意しておくこと。
- <オフィスアワー>
- 月曜日13:00〜13:20、新宿校舎2724研究室。簡単な質問であれば、授業前後の教場で応じる。
- <学生へのメッセージ>
- 第一回目の授業時に成績評価方法等、具体的に説明するので必ず出席すること。特に、この授業のルールに従って、こちらの指示する座席に着席することなど、幾つかお願いすることがある。また、授業計画についてはあくまでも仮のもので、変更もありうる。
ただ単に知識を増やすことで満足するのではなく、古典芸能に親しむことで自らの思考と感性を研ぎ澄ますことをことを目指してほしい。
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