2016年度工学院大学 第1部機械工学科
△機械製図法(Mechanical Drawing Method)[5205]
2単位 西谷 要介 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 図面は技術者の共通言語の一つであり,機械技術者としては必ず図面を正確に読み書きできなくてはならない.本授業では,展開図法などの図形幾何学と投影法,図面の表し方,およびJISに基づく機械製図法を理解し,図面,特に機械図面を読み書きできるように,機械製図の基礎を身につける.
- <受講にあたっての前提条件>
- 前提条件は特になし.なお,本授業で学習する内容は,2年次の必修授業である機械製図A・Bを習得するために必要な基礎知識となる.また,機械実習,機械加工演習,機械実験,機械製図,CAD機械製図設計,機械設計総合演習など,他のエンジニアリングデザイン科目と深い関連性がある.さらには,卒業論文での機械・装置を設計するときに役立つ.
- <具体的な到達目標>
- 1. 平面図形の基本作図法を習得する.
2. 展開図法を習得する. 3. 第3角法を習得する. 4. 機械製図の基礎を習得する. 5. JISに基づく標準製図法を習得する.
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 機械製図法ガイダンスおよび製図の基礎1
準備学習:教科書第1章(P.1〜P.8 ),付録1(P.168〜P.176) 2. 製図の基礎2 準備学習:教科書第2章(P.9〜P.17),付録1(P.168〜P.176) 3. 図法幾何学と投影法,図形の表し方1:投影法と第三角法 準備学習:教科書第3・4章(P.18〜P.42) 4. 図形幾何学と投影法,図形の表し方2:正面図の選び方 準備学習:教科書第3・4章(P.18〜P.42) 5. 図形幾何学と投影法,図形の表し方3:立体図形 準備学習:教科書第3・4章(P.18〜P.42) 6. 図形幾何学と投影法,図形の表し方4:断面の図示 準備学習:教科書第3・4章(P.18〜P.42) 7. 図形幾何学と投影法,図形の表し方5:図形の省略および特殊な図示法 準備学習:教科書第3・4章(P.18〜P.42) 8. 機械製図の基礎1 寸法記入法 準備学習:教科書第5章(P.43〜P.65) 9. 機械製図の基礎2 寸法記入法2 準備学習:教科書第5章(P.43〜P.65) 10. 機械製図の基礎3 表面性状,溶接記号,材料記号 準備学習:教科書第7〜9章(P.91〜P.112) 11. 機械製図の基礎4 寸法公差および幾何公差その1 準備学習:教科書第6章(P.66〜P.90) 12. 機械製図の基礎5 寸法公差および幾何公差その2 準備学習:教科書第6章(P.66〜P.90) 13. 機械製図の基礎6 主要な機械部品 準備学習:教科書第10章(P.113〜) 14. 学習内容の振り返り 準備学習:定期試験で解けなかった問題を中心にこれまで学習した内容の総復習
準備学習 各回共通事項 (1)教科書指定箇所の予習 (2)授業で学習した内容全ての復習 (3)別途課題等を指示した場合は,その課題を行うこと
- <成績評価方法>
- 成績評価は定期試験70%および課題提出(小レポートを含む)30%で評価する.Grade D以上のものに単位を認める.
- <教科書>
- JISに基づく標準製図法 第13全訂版,津村利光(閲序),大西清(著),理工学社
- <参考書>
- 特に指定しない .必要に応じて補助プリント等を配布する.
- <オフィスアワー>
- 火曜日13:30〜14:30,八王子校舎8-303室(高分子材料研究室)
at13152@ns.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 技術者の共通言語の一つである製図の基礎・規則を深く理解するため,演習や課題等を行いますので,必ず実施して,提出すること.
- <備 考>
- この授業を履修する人は必ず三角定規、コンパスを持参すること.
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