2016年度工学院大学 第1部機械工学科
○情報処理入門(Introduction to Computer Literacy)[5101]
2単位 平塚 将起 助教
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 情報処理に関する基礎的な事項を講義と演習で学習する.
コンピュータの歴史やハードウェアとソフトウェアの概要を理解し,アプリケーションソフトウェアによる文書作成やデータの扱い方およびコンピュータ通信方法や,情報倫理等を身につける.
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし.計算機利用の基礎を学ぶ科目であり,前提となる基礎知識は特に必要としない.
本科目の習得後は,「情報処理演習」の科目を習得することができる.
- <具体的な到達目標>
- (1)計算機利用の基礎および情報倫理について習得している.
(2)基本的なアプリケーションソフトウェアを使用することができる.
(JABEE学習・教育目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(B)○ (D-1)◎
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 本科目のガイダンスとコンピュータのハードウェア及びソフトウェアの基本構成の説明
(キューポート(学園ポータルシステム)の個人IDおよびパスワードを持参すること) 準備学習:教科書P.1〜P.50を予習する.
2. コンピュータによる電子メールの演習 準備学習:教科書P.65〜P.84を予習する.
3. 日本語ワードプロセッサーとしてMicrosoft Wordを使用した文書の作成と編集の演習(1) 準備学習:教科書P.85〜P.106を予習する 4. 日本語ワードプロセッサーとしてMicrosoft Wordを使用した文書の作成と編集の演習(2) 準備学習:教科書P.85〜P.106を予習する
5. 表計算ソフトウェアとしてMicrosoft Excelを使用した数値データ処理法の演習(1) 準備学習:教科書P.107〜P.128を予習する 6. 表計算ソフトウェアとしてMicrosoft Excelを使用した数値データ処理法の演習(2) 準備学習:教科書P.107〜P.128を予習する
7. プレゼンテーション用ソフトウェアとしてMicrosoft Power Pointを使用した発表資料の作成 準備学習:教科書P.129〜P.148を予習する 8. プレゼンテーション発表 準備学習:教科書P.129〜P.148を予習する
9. HTML記述によるホームページの作成(1) 準備学習:教科書P.149〜P.172を予習する 10. HTML記述によるホームページの作成(2) 準備学習:教科書P.149〜P.172を予習する
11. LaTeXによる文章の作成,編集(1) 準備学習:教科書P.173〜P.192を予習する 12. LaTeXによる文章の作成,編集(2) 準備学習:教科書P.173〜P.192を予習する
13. 情報倫理教材 準備学習:これまでの内容を復習しておく.
14. 学習内容の振り返り
毎回課題を出すので,次回授業時間までに完成させ提出すること.課題を解くために必要な事項はその日の授業中に説明し,次の時間に解答の解説を行う.
- <成績評価方法>
- 授業中に課される課題の点数に,機械系学科共通の定期試験の点数を総合して成績評価を行う.期末試験を6,授業中に行う課題を4の割合で評価する.Grade D以上のものを合格とする.
Ex. アメリカ・ハイブリッド留学に参加する学生は,別途案内する.
- <教科書>
- 「理工系コンピュータリテラシー MS-Office2013対応」著 加藤 潔 他
工学院大学情報基礎教育運営委員会編(共立出版)
- <参考書>
- 指定参考書なし.
- <オフィスアワー>
- 火曜日2時限目(八王子8号館201)
上記時間以外でもメールで約束の上対応可. 連絡先:hiratsuka@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 受講の際は指定された教科書を持参し,IDとパスワードを忘れないこと.
コンピュータを使いこなすことは現代の科学技術者にとって非常に重要です.今後の他の授業でも必要となりますのでしっかり身につけてください.
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