2016年度工学院大学 第1部機械工学科
△物理学演習II(Exercises in Physics II)[4406]
1単位 今枝 佑輔 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 「物理学II」の授業で学んだ内容について、具体的な演習問題を自ら解くことによって理解を深める。具体的には、
- 「状態方程式」を用いた状態変化の計算
- 熱力学の統計力学的解法
- 「マクスウェル方程式」を用いた電磁気学
- <受講にあたっての前提条件>
- 物理学演習I(力学)の知識は必須ではないが前提とする。
また微積分・ベクトルについても必要な事柄は授業中に説明・解説するが、高校数学(III)程度の知識は受講前に復習しておくこと。
- <具体的な到達目標>
- 種々の熱機関の効率を求めることができる。
- 電荷、電場、電位等の意味を理解し、実際に計算し求めることが出来る。
- 磁場と電流の関係を理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 温度、熱
準備学習:14章例題,確認と演習の準備を理解し、14章演習問題を解く
- 気体の状態方程式
準備学習:15章例題,確認と演習の準備を理解し、15章演習問題を解く
- ミクロな視点 (統計力学)
準備学習:18章例題,確認と演習の準備を理解し、18章演習問題を解く
- 熱力学の第1法則と気体の状態変化(1)
準備学習:16章例題,確認と演習の準備を理解する事
- 熱力学の第1法則と気体の状態変化(2)
準備学習:16章演習問題を解く
- 熱機関
準備学習:17章例題,確認と演習の準備を理解し、17章演習問題(基礎)を解く
- 熱力学の第2法則とエントロピー
準備学習:17章演習問題(応用)を解く
- 静電気 (クーロン力1)
準備学習:19章例題,確認と演習の準備を理解し、19章演習問題(基礎)を解く
- 静電気 (クーロン力2)
準備学習:19章演習問題(応用)を解く
- 静電気 (ガウスの法則1)
準備学習:20章例題,確認と演習の準備を理解すること
- 静電気 (ガウスの法則2)
準備学習:20章演習問題を解く
- コンデンサーと静電エネルギー
準備学習:21章例題,確認と演習の準備を理解し、21章演習問題を解く
- 電流の作る磁場
準備学習:22章例題,確認と演習の準備を理解し、22章演習問題を解く
- 電磁誘導
準備学習:23章例題,確認と演習の準備を理解し、23章演習問題を解く
- 定期試験
- <成績評価方法>
- 平常点(板書・スクリーンによる発表など)と定期試験の合計100点満点で評価し、60点以上で単位を認める。「出席」を平常点として加えることはしない。平常点は最大で30点とする。
- <教科書>
- 「物理学演習テキスト」 (学術図書出版)
- <参考書>
- 「理工系物理学講義改訂版」 加藤潔著 (培風館)
- <オフィスアワー>
- 演習開講日(木曜日)以外は担当者は不在である為、質問は授業の前後に教室で受け付ける。
また当該曜日の授業時間以外は、物理実験準備室1w332に控えている。
演習担当者が八王子校舎不在の時に質問等がある場合は 「Physics.Exercise@map.kogakuin.ac.jp」 に自分の学籍番号,氏名,演習担当者の氏名を明記した上で問い合わせるように。
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