2016年度工学院大学 第1部機械工学科

数学I(Mathematics I)[4302]

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2単位
大枝 和浩 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
1変数関数の微分と積分について,基本的な事柄を身につけることをねらいとする.

<受講にあたっての前提条件>
高校数学の基本的な内容をきちんと理解していることを前提とする.なお,本科目の習得後は,数学Uおよび数学演習Uでの多変数関数の微分積分の学習へとつながる.

<具体的な到達目標>
(1)数列や1変数関数の極限に関する問題を解くことができる.
(2)1変数関数の微分に関する問題を解くことができる.
(3)1変数関数の極値問題を解くことができる.
(4)テイラー展開の意味が理解でき,具体的な計算ができる.
(5)1変数関数の積分に関する問題を解くことができる.
(JABEE学習・教育到達目標)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」D-1(◎)

<授業計画及び準備学習>
1.関数の極限
準備学習:高校で学習した関数及び微分積分について復習しておく.教科書1-1〜1-2節を読んでおく.
2.連続関数、微分の定義
準備学習:教科書1-3〜1-4節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
3.逆三角関数
準備学習:教科書1-7節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
4.逆関数の微分
準備学習:教科書1-5〜1-6節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
5.対数微分法、高階導関数
準備学習:教科書1-8、1-12節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
6.平均値の定理、テイラーの定理
準備学習:教科書1-9〜1-14節の該当部分を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
7.テイラー展開、マクローリン展開
準備学習:教科書1-13節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
8.不定形の極限
準備学習:教科書1-11節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
9.関数の極値
準備学習:教科書1-9節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
10.不定積分、定積分
準備学習:教科書2-1〜2-3節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
11.置換積分、部分積分
準備学習:教科書2-4〜2-5節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
12.有理関数の積分、三角関数の積分
準備学習:教科書2-6〜2-7節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
13.広義積分
準備学習:教科書2-9節を読んでおく.また,前回の授業で提示した演習問題や授業で扱わなかった教科書の問題を解いておく.
14.学習成果の確認(授業内試験)
準備学習:前回までの総復習をする.

<成績評価方法>
最終回に行う試験で評価する.到達目標に照らして6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し,Grade D以上の学生に単位を認める.ただし,2014年度以前に入学した学生については,100点満点で60点以上の学生に単位を認める.

<教科書>
長谷川研二 他「理工系のための微分積分」培風館

<参考書>
高木悟 他「理工系のための基礎数学」培風館

<オフィスアワー>
授業の前後(八王子講師室)

<学生へのメッセージ>
わからないことがあれば,積極的に質問して下さい.


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