2016年度工学院大学 第1部機械工学科

機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3408]

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1単位
橋本 成広 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
機械工学における専門分野について理解するとともに,ものづくり授業を通して,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養う。制約条件のもとでの課題を解決することを体験し,専門科目を学習していくうえでの問題解決方法を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
演習であるので、能動的に授業に参画する必要がある。もの作りに際しては、必要に応じて、高等学校の物理学等の基礎知識を復習しておく。「機械工学基礎演習I」を受講していること。

<具体的な到達目標>
(1)種々の科学・技術・情報を利用しながら問題を解決することができる。地球環境などの自然や社会への影響など、機械工学を起点としてものごとを多面的に考えることができる。
(2)複数の解が存在すする課題について,制約された条件のもとで解決できる力を養う。
(3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーション力を養う。
(4)グループ内で,複数のアイデアを客観的に分析・議論し,実現可能な解決策をまとめることができる。
(5)将来の職業について考えることができる。

(JABEE学習・教育到達目標)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:C(○)、E(◎)

<授業計画及び準備学習>
1.[ガイダンス] シラバスの提示と成績評価についての説明。学習・教育目標の説明。
2.[機械工学の概要] 機械工業,技術の歴史,機械工学の分野 各科目のつながり。
3.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習。
4.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習。
5.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習。
6.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習。
7.[もの作り体験(1)]  ものづくりガイダンス。チーム分け。
作戦会議とアイデアの検討。準備するものの確認。
8.[もの作り体験(2)]  製作。
9.[もの作り体験(3)]  製作。
10.[もの作り体験(4)]  グループごとにプレゼンテーションの準備。
   ものづくりにおける課題解決と,その過程についてパワーポイントを作成する。
   発表の練習を行う。レポート作成
11.[もの作り体験(5)]  もの作り体験のまとめ。
   プレゼンテーションを行い,発表について質疑・討論をおこなう。
12.[日本語文章表現・多面的・総合的視点] もの作り体験のレポートを教材として,レポート作成技術を学ぶ。論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。環境問題,社会問題などをとりあげて討論。課題:討論の結果をレポートにまとめる。
13.[キャリア教育] キャリアデザインノートの該当箇所に記入し、持参すること。大学における学習計画。卒業研究や就職活動について先輩の話を聞く。将来の職業とは。なぜ働くのか。技術者の仕事。キャリアデザインについてのディスカション。
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
全授業出席を前提とし,演習,プレゼンテーション,レポートで評価する。評価の割合は(C)コミュニケーション能力 40%,(E)デザイン能力 60% とし,(C),(E) のそれぞれにおいてGrade D 以上の者に単位を認める。

<教科書>
なし

<参考書>
生体機械工学入門:橋本成広著(コロナ社)
生体システム工学入門:橋本成広著(東京電機大学出版局)
生体計測工学入門:橋本成広著(コロナ社)
機械工学便覧β8生体工学(日本機械学会編)

<オフィスアワー>
八王子:水曜日5時間目:8号館3階305教員室
新宿:木曜日14:00-15:00:17階1715教員室
その他、授業の前後に教室か教員室で対応。
shashimoto@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
ものづくりはグループで行うのでグループ内でのコミュニケーションが大切である。毎回必ず出席すること。プレゼンテーションなどを含めて、演習を行い、レポートは必ず提出すること。

<参考ホームページアドレス>
http://www.mech.kogakuin.ac.jp/labs/bio/


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