2016年度工学院大学 第1部機械工学科
○機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3406]
1単位 田中 淳弥 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ◎ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 機械工学における専門分野について理解するとともに、初年次におけるエンジニアリング・デザイン教育を体験する。特に、ものづくり体験を通じてグループ討論やプレゼンテーションを体験し、学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養い、自然や社会への影響など、制約条件のもとでの課題を解決する能力を身につける。また、これからの大学生活における学習計画を立てると共に、さまざまな職業、働くことの意義について学び、自身の将来のあるべき姿について具体的に考えるための素養を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「機械工学基礎演習I」および「工業力学及演習I」を受講していること。
- <具体的な到達目標>
- (1)種々の科学・技術・情報を利用しながら問題を解決することができる。
(2)複数の解が存在すする課題について,制約された条件のもとで解決できる力を養う。 (3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーション力を養う。 (4)グループ内で,複数のアイデアを客観的に分析・議論し,実現可能な解決策をまとめることができる。
(JABEE学習・教育到達目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:C(○)、E(◎)
- <授業計画及び準備学習>
- 1.[ガイダンス] シラバスの提示と成績評価方法についての説明。学習・教育目標の説明。
前期科目の成績についてのアドバイス。 [機械工学の概要] 機械工業,技術の歴史,機械工学の分野,各科目のつながり。 準備学習:機械工学基礎演習1の内容を復習すること。 2.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習。 準備学習:各担当教員の専門分野に関する予習を行うこと。 3.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習。 準備学習:各担当教員の専門分野に関する予習を行うこと。 4.[もの作り体験(1)] エンジニアリング・デザイン 課題解決型学習課題解決型テーマ グループ単位で実施する。 準備学習:特になし 5.[もの作り体験(2)] エンジニアリング・デザイン 製作 準備学習:製作品の設計概略図を描いてくること。 6.[もの作り体験(3)] エンジニアリング・デザイン 中間評価 準備学習:特になし 7. [もの作り体験(4)] エンジニアリング・デザイン 修正・改良 準備学習:特になし 8. [もの作り体験(5)] エンジニアリング・デザイン 競技 準備学習:特になし 9.[討論とレポート] もの作り体験のまとめ コンペティションの結果に基づきプレゼンテーションを行う。発表について質疑・討論をおこなう。レポートを作成する。 準備学習:もの作り課題に関する調査を行うこと。 10. [日本語文章表現] もの作り体験のレポートを教材として,レポート作成技術を学ぶ。 論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。 準備学習:レポートの書き方等に関する書籍を読んでおくこと。 11.[キャリア教育] 大学における学習計画。卒業研究や就職活動に関する話題提供。 将来の職業とは。なぜ働くのか。技術者の仕事。キャリアデザインについてのディスカション。キャリアデザインノートを使用する。 準備学習:就職活動に関する書籍を読んでおくこと。 12.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習。 準備学習:各担当教員の専門分野に関する予習を行うこと。 13.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習。 準備学習:各担当教員の専門分野に関する予習を行うこと。 14.学習成果の振り返り: 授業についての感想.授業アンケートの実施。 準備学習:もの作り体験に関する資料をまとめておくこと。
- <成績評価方法>
- 全授業出席を前提とし,演習,プレゼンテーション,レポートで評価する。評価の割合は(C)コミュニケーション能力 40%,(E)デザイン能力 60% とし,(C),(E) のそれぞれにおいてグレードD以上の場合を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 水曜日 17:30〜19:15(八王子校舎8-203 居室)
上記時間外でも随時質問を受け付けます。メールでの質問も可。 メール:at13308@ns.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 大学での学習を一通り体験したと思います。後期からはより高いレベルでの学習にチャレンジし、自分自身の能力の向上を目指してがんばりましょう。
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