2016年度工学院大学 第1部機械工学科

機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3405]

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1単位
後藤 芳樹 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
● 機械工学における専門分野について理解できる.
● ものづくり授業を通して,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力やチームワーク力を養う.
● 制約条件のもとでの課題を解決することを体験し,専門科目を学習していくうえでの問題解決方法を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
●「機械工学基礎演習I」を受講していること。

<具体的な到達目標>
(1)種々の科学・技術・情報を利用しながら問題を解決することができる。
(2)複数の解が存在すする課題について,制約された条件のもとで解決できる力を養う。
(3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーション力を養う。
(4)グループ内で,複数のアイデアを客観的に分析・議論し,実現可能な解決策をまとめることができる。

(JABEE学習・教育到達目標)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:C(○)、E(◎)

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス:シラバスの提示と成績評価方法,学習・教育目標の説明.
   前期科目の成績についてのアドバイス.
  機械工学の概要:工学院大学の歴史,機械工学の分野,各科目のつながり.
  準備学習:特になし
2.専門的話題(1): 基礎演習担当教員の専門についての講義および演習.
  準備学習:特になし
3.専門的話題(2): 基礎演習担当教員の専門についての講義および演習. 
  準備学習:専門的話題の課題レポートの作成.
4.もの作り体験(1): ものづくりガイダンス。チーム分け。作戦会議とアイデアの検討.
  準備学習:専門的話題の課題レポートの作成.
5.もの作り体験(2): ものづくり製作開始.
  準備学習:特になし 
6.もの作り体験(3): ものづくり製作終了.
  準備学習:特になし 
7.もの作り体験(4): 作品の工夫した点についてプレゼンテーション. 
  準備学習:発表の準備,パワーポイントの作成.         
8. もの作り体験(5): 競技実施. 
  準備学習:特になし
9.討論とレポート: ものづくりの成功,不成功について分析,検討し,討論する.
           この討論をふまえてレポートにまとめる.
  準備学習:競技結果について検討.
10. 日本語文章表現: レポート作成技術.論理的な文章の作成.正しくわかりやすく伝えるための表現. 
  準備学習:ものづくりレポートの作成. 
11.キャリア・デザイン:大学における学習計画.卒業研究や就職活動.将来の職業と技術者の仕事. 
  準備学習:特になし
12.専門的話題(3): 基礎演習担当教員の専門についての講義および演習.
  準備学習:特になし
13.専門的話題(4): 基礎演習担当教員の専門についての講義および演習.
  準備学習:専門的話題の課題レポートの作成.
14.学習成果の振り返り: 授業についての感想.授業アンケートの実施.
 準備学習:専門的話題の課題レポートの作成.

<成績評価方法>
全授業出席を前提とし,専門的課題の演習,ものづくりプレゼンテーション,ものづくりレポートで評価する.評価の割合は(C)コミュニケーション能力 40%,(E)デザイン能力 60% とし,学習・教育到達目標の(C),(E) のそれぞれにおいて到達度60%以上を必要とする。Grade D 以上の者に単位を認める.

<教科書>
なし.

<参考書>
なし.

<オフィスアワー>
火曜日 12:40〜13:20 (八王子校舎8号館8-306)

<学生へのメッセージ>
ものづくりはグループで行うのでグループ内でのコミュニケーションが大切である.欠席しないように,最後までがんばろう.


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