2015年度工学院大学 教職課程科目
 
△教育実習指導(Preparation of Teaching Practice)[9402]
 
 
1単位 幡野 龍一 非常勤講師  
 
- <授業のねらい>
 
- 学生が、学校の教育活動や子どもたちの現状・発達課題、更に「教育改革」や「教育の課題」を考察し、教師の役割や責任を理解する。そして教育実習に向けての心構え・準備を学ぶ。
 
- <受講にあたっての前提条件>
 
- 特になし
 
- <具体的な到達目標>
 
- 学生が、教育実習に向けて、学校教育についての理解を深め、教師に求められる力・スキルを獲得する。
 
- <授業計画及び準備学習>
 
- 第1回教育の目的と教師の役割 
 (準備学習;「教師に求められるもの」を考える)  第2回教師の仕事…勤務と服務。教員の仕事の実際。  (準備学習;教師の日常の仕事をまとめる)  第3回教育実習の意義と課題(1)…教員養成、教育実習の意義、教師になる  (準備学習;教育実習の目的を整理する)  第4回教育実習の意義と課題(2)…教育実習の全体像、準備、心構え  (準備学習;教育実習の準備について考える)  第5回教育課程と教育改革  (準備学習;学習指導要領の概要を理解する)  第6回教育基本法の改正とそれ以後  (準備学習;「現在の教育改革」を考える)  第7回最近の子どもたちの状況と教師  (準備学習;マスコミ情報などから、今の子どもたちの状況をまとめる)  第8回生徒理解と教育相談  (準備学習;個別指導の種類と内容を考える)  第9回授業の構造と授業作り  (準備学習;「どのような授業が良いのだろうか」を考察)  第10回教科外活動(1)〜学級活動、生徒会活動  (準備学習;教科外活動の種類と内容をまとめる)  第11回教科外活動(2)〜学校行事、部活動、道徳  (準備学習;自分の学校生活において、心に残ったことを整理する)   第12回事後学習と研究レポートの作成  (準備学習;教育実習後のことを考える)  第13回学校の設置と学校運営  (準備学習;学校の教育活動全体を把握する)  第14回学校選択制と新しい学校形態、子ども・親・地域の参加  (準備学習;新自由主義的な教育改革をまとめる)  第15回学習成果の確認(試験) 
- <成績評価方法>
 
- 平常の授業参加の状況などで50点、「課題レポート」「学習成果の確認(試験)」で50点とし、合計60点以上を合格とする。 
 ただし、5回以上欠席した学生は履修放棄とみなし、成績評価は行わない。 
- <教科書>
 
- 指定教科書なし。プリント・資料を配布する。
 
- <参考書>
 
- 中学校学習指導要領 文部科学省、高等学校学習指導要領 文部科学省 
 新旧教育基本法などの教育法規など。その他は講義の中で紹介する。 
- <オフィスアワー>
 
- 授業前及び後のそれぞれ30分間。あるいはそれ以外でも連絡があれば、対応。 
 新宿キャンパス12階講師室。 
- <学生へのメッセージ>
 
- 教科書を分析・検討することと時代(現実)認識を鍛えていくことを期待する。 
 教育体験や教育観など、たくさんの意見を交流したい。 
 
 
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。 
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved. | 
 
 
 |