2015年度工学院大学 教職課程科目

技術教育の研究B(Study of Industrial Arts B)[9241]

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4単位
雑賀  高 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
尾高  進 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
 技術の教育はモノを介して人と人との関係をより深く理解し、人格の形成に大きく関わっている。この授業では、中学校における技術科教育を中心に、その教育目的、到達目標、学力、教材づくりの論理などの基礎的なことがらを身につけてもらいたいと考えている。あわせて、授業実践例の検討も行い、技術科教育の授業に対するイメージをもてるようにしたい。

【具体的な到達目標】
1.技術教育について理解する。
2.普通教育としての技術教育について理解する。
3.指導計画を作成できる。
4.学習過程における生徒個々の学習状況の把握と支援の在り方について理解する。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
1.技術教育について理解する。
2.普通教育としての技術教育について理解する。
3.指導計画を作成できる。
4.学習過程における生徒個々の学習状況の把握と支援の在り方について理解する。

<授業計画及び準備学習>
1. オリエンテーション
2. 技術科の授業論・学力論 (1)−国際標準としてのユネスコ条約−
3. 技術科の授業論・学力論 (2)−普通教育としての技術教育−
4. 学習指導案の作成について (1)−思考手段−
5. 学習指導案の作成について (2)−伝達手段−
6. 技術科の教材論 (1)−教材とは何か−
7. 技術科の教材論 (2)−よい教材の要件−
8. 教育における評価の基礎理論 (1)−教育と評価−
9. 教育における評価の基礎理論 (2)−評価の方法−
10. 外国の技術教育
11. 学習指導案の発表と検討 (1)
12. 学習指導案の発表と検討 (2)
13. 学習指導案の発表と検討 (3)
14. 学習指導案の発表と検討 (4)
15. 前期のまとめ
16. 技術に対する認識の醸成 (1)
17. 技術に対する認識の醸成 (2)
18. エネルギー変換に関する技術
19. 技術教育と環境問題 (1)
20. 技術教育と環境問題 (2)
21. 技術科の授業設計
22. 技術科教材研究の課題 (1)
23. 技術科教材研究の課題 (2)
24. 学習指導案の発表と検討 (1)
25. 学習指導案の発表と検討 (2)
26. 学習指導案の発表と検討 (3)
27. 学習指導案の発表と検討 (4)
28. 学習指導案の発表と検討 (5)
29. 学習指導案の発表と検討 (6)
30. 後期のまとめ

<成績評価方法>
前期および後期の授業中に一人1回は学習指導案を作成・報告してもらう予定であり、それと試験(年1回の予定)とを総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。ただし、出席状況も考慮する。

<教科書>
河野義顕・大谷良光・田中喜美『技術科の授業を創る―学力への挑戦―』学文社

<参考書>
適宜指定する。

<オフィスアワー>
授業の前後に教室または講師室にて。そのほかはメールで約束の上、対応します。
尾高:odaka@cc.kogakuin.ac.jp
雑賀:saika@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
技術科教育に関する意欲や関心を強く持って授業に出席してください。


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