2015年度工学院大学 教職課程科目

機械設計学(Machine Design)[1603]

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2単位
森岡  孝 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
機械設計に必要な、材料力学および機械材料など機械工学の知識を学び、主要な機械要素を題材として機械設計の基礎を学習する。
具体的な達成目標は
1.材料力学、機械材料など機械工学の基礎を理解する
2.ねじ、軸と軸受、歯車など主要な機械要素の特徴と設計の基礎を理解する
3.設計者、技術者としての心構え、基本的考え方を身につける

<受講にあたっての前提条件>
「数学」「物理学」の基礎(高校程度)

<具体的な到達目標>
1.機械設計法の基礎知識や考え方の習得
2.機械要素の種類、機能、用途の理解

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス 機械設計とは?
2.強度計算の基礎 仕事と動力、摩擦と機械の効率
3.材料力学 荷重と応力・ひずみ、曲げ、ねじり
4.機械材料 機械材料の種類、特徴、用途
5.締結要素(1) 締結要素の種類、ねじの基礎
6.締結要素(2) ねじの設計、ねじ部品
7.軸系要素(1) 軸の設計、キー、スプライン
8.軸系要素(2) 軸継手、クラッチ
9.軸受 軸受の分類、滑り軸受の設計、転がり軸受の選定
10.歯車(1) 歯車の種類、歯車の基礎
11.歯車(2) 標準平歯車の設計、平歯車の強さ
12.巻掛け伝動要素 巻掛け伝動要素の種類、平ベルト伝動、Vベルト伝動
13.緩衝装置 ばねの種類と設計
14.機械図面 ものづくりに不可欠な図面の描き方、読み方
15.学習成果の確認(期末試験)

<成績評価方法>
成績は原則として期末試験の結果を60%、各テーマごとに実施する演習問題の結果合計を40%で計算し、総合点60点以上を合格とする。

<教科書>
池田 茂、中西佑二 共著 「絵ときでわかる 機械設計(第2版)」 オーム社

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
授業終了後、または問合せの上対応可 
au40905@ns.kogakuin.ac.jp


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