2015年度工学院大学 第2部建築学科

国際関係論A(International Relation A)[3670]

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2単位
長谷川 憲 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
ヨーロッパ連合(EU)の歴史と現状を素材に、欧州社会の理想と現実を考える。
 近代社会が創り上げた国家のシステムと国際関係の現状と今後を理解すること。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
ヨーロッパ各国の違いを知る。
ヨーロッパ各国民の違いを知る。
ヨーロッパの分裂と統合の歴史を知る。
ヨーロッパが再統合した理由を知る。

<授業計画及び準備学習>
1.講義内容の概要説明
   評価方法の説明

2.ヨーロッパとは何か
   言語的・民族的・宗教的ヨーロッパ

3.欧州連合の歴史と過去(1)
   欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)  

4.欧州連合の歴史と過去(2)
   欧州共同体(EC)

5.欧州連合の歴史と過去(3)
   欧州連合(EU)

6.欧州連合の未来(1)
   欧州連合の拡大

7.欧州連合の未来(2)
   欧州連合憲法と大統領

8.EUの機構
   欧州委員会

9.EUの機構
   欧州閣僚会議

10.EUの機構
   欧州議会

11.EUの機構
   欧州サミットetc.

12.EUと他地域
   北欧・中欧・東欧
   日本
   北米地域 

13.EUと他地域
   アラブ・アフリカ
   ラテンアメリカ
   亜細亜・オセアニア

14.EUの課題
   民主主義の赤字

15.学習成果の確認

*授業の進め方・内容・注意に関しては、第1回目の授業で説明するので、必ず出席すること。

<成績評価方法>
授業にきちんと出席し参加した学生に対し、学期末筆記試験を行い、授業中に行う小テスト、小レポートまたは課題などを総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。成績評価方法および基準については、第一回目の授業において説明するので、必ず出席すること。

<教科書>
特に指定しない(理由は下記参照)。
 世界地図・ヨーロッパ地図を用意すること。

<参考書>
EUは歴史的に変化しているので、最新の参考図書とすでに発行された参考図書の記述とには、一長一短がある。参考図書の利用に関しては、必ず発行日を確認することなど注意点と共に、授業において解説・紹介する。週刊誌、日刊の新聞の記事なども注意して、積極的に読むことが必要である。

<オフィスアワー>
新宿:水曜日16時30分〜18時。
他に、新宿校舎27階2775室ドアの連絡用紙に、要件を記入した学生に対して、面談日を決定する。

<学生へのメッセージ>
授業に出席することは,学ぶための必要条件にすぎません。日頃からTVのニュースに関心を持ち、単行本・新聞・雑誌などを良く読み、授業を利用して、自分の頭で考え,批判的に物事を見直すことができれば,何が十分条件なのかが見えてきます・・・目的を見つけ、モチベーションを高めることが、学ぶためには必要かつ重要です。

<備 考>
*授業では現実の政治状況もできるだけ素材として扱いたいので、進行の順序・扱う事項の変更が伴うことがある。ご容赦いただきたい。
*学生へのメッセージの内容に従って、講義の準備をすることが〈準備学習〉となります。
*以上、全ての長谷川の記述の版権は長谷川本人に帰属しております。


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