2015年度工学院大学 第2部建築学科

建築設計論(Theory of Architectural Design)[5F03]

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2単位
西森 陸雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
この授業では近代から現代の建築を、作家の視点や社会的な意義などを踏まえながら紹介する。
設計者がどんなことを考えながら作品を作って来たかを学ぶことによって、これからの建築家に
求められる視点を持つことを目標とする。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
近代から現代に至る時代の中で、建築家がどのような社会背景のなかで、どのような意志をもって建築を世に問うて来たかを理解できるようになる。そして未来に向けて、建築家という職能がどのような視点と責任感をもって活動していくべきかという大きなテーマについて、考える視座を持てるようになる。

<授業計画及び準備学習>
1 建築理論、イントロダクション 
2 バウハウスの建築、デザイン
3 ル・コルビジェとその時代
4 フランクロイドライトとその時代
5 ロシアアヴァンギャルド、イタリア合理主義
6 戦後モダニズムと工業化建築(ケーススタディハウスを中心に)
7 日本の建築理論、メタボリズム
8 ポストモダニズムの建築1(アメリカ/ヨーロッパ)
9 ポストモダニズムの建築2(日本)
10 デコンストラクション、ディスプログラミング
11 テクノロジーへの挑戦
12 サスティナブルデザイン、エコロジカルデザイン
13 日本の現代建築 
14  世界の現代建築
15  レポート提出日

レポートテーマ
「日本の建築家とその設計論について」
日本人の建築家を1人選び、その作家の作品を3作品とり上げて、作家の意図や作品の背景、設計主旨などを解説する。
A4横書き/10ページ以内(表紙を含まず)
作品の写真や図面を入れること。出典(参考文献リスト)を必ず入れること。
表紙を付け、タイトル、学籍番号、氏名を明記すること。

<成績評価方法>
出席点60点、レポート40点
出席は欠席3回までは減点なし。3回以上欠席の場合、正当な理由がない場合には1回あたり5点減点とする。

<教科書>
特に指定する教科書はなし

<参考書>
特に指定する参考書はなし

<オフィスアワー>
授業の前後 新宿キャンパス9F西森研究室


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