空間デザイン（Space Design）[2766]

＜学位授与の方針＞

◎	1. 基礎知識の習得
○	2. 専門分野知識の習得
○	3. 汎用的問題解決技能
○	4. 道徳的態度と社会性
○	5. 創成能力

＜授業のねらい＞

空間をデザインするために必要な基本的事項を、できるだけビジュアルな形で伝えていく。また、基礎設計を補足する形で、図面の持つ意味などについて講議する。最後に、地球環境問題をふまえた、これからの建築のあり方についても講議し、学生が自分で設計案を練り上げるための建築的素養と審美眼を養っていく。

＜受講にあたっての前提条件＞

特に前提条件は必要としない。

＜具体的な到達目標＞

空間デザインに関する基本的な事柄について幅広く知るとともに、デザインするとはどのようなものか、学生自らが体験する。

＜授業計画及び準備学習＞

１．空間をデザインすることとは？　建築とテーマ、図面のもつ意味など基本的な事項について講義。
２．〜９．建築家とその作品の紹介　近代建築の巨匠を中心として、講義とDVDにて作品と考え方に触れる。
10．〜13．「環境の世紀」における空間デザインについて講義。
14.補足事項の講義。
15.試験。
その他、．空間デザインに関する簡単な演習（授業時間内）

準備学習としては、図書館にある建築家の作品集をできるだけ多く眺めること。

＜成績評価方法＞

期末に試験を行い、最終評価点が60点以上を合格とする。最終評価点には、授業中に適宜行う演習についての評価を加味する。ただし、出席点は加味しない。

＜教科書＞

指定教科書なし。教科書は特に指定せず必要に応じて資料を配布する。

＜参考書＞

建築家の作品集。
本杉省三他著『建築デザインの基礎』（彰国社）

＜オフィスアワー＞

授業終了直後適宜。fujiki@cc.kogakuin.ac.jp