2015年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科
○数学I(Mathematics I)[6463]
2単位 礒田 恵以子 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 一変数関数の微分と積分の意味を理解し, 計算方法を身につける.
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校数学の数学I,II,A,Bを理解していること.
- <具体的な到達目標>
- 極限値の計算ができる.
微分法の公式や合成関数の微分法を用いて, 基本的な関数の導関数が計算できる. 基本的な関数のグラフの概形が描ける. 部分積分や置換積分などを用いて, 基本的な関数の積分ができる.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.関数の極限
極限の意味を理解し, 計算方法を学ぶ. 準備学習:高校で学んだ事項を復習しておく. 2.関数の連続性 関数の極限の計算および連続の概念を学ぶ. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 3.導関数 微分の概念および基本公式を学ぶ. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 4.合成関数、逆関数の微分 合成関数の微分法および逆関数の微分法を学び, 計算方法を身につける. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 5.高次導関数 高次導関数の計算, ライプニッツの定理を学ぶ. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 6.関数の増減、極値、グラフ 基本的な関数のグラフの概形が描けるようにする. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 7.不定形の極限値、テイラーの定理 不定形の極限の計算方法, 基本的な関数のテイラー展開について学ぶ. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 8.問題演習 関数の極限や導関数の計算方法の復習も兼ね, 問題演習を行う. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. これまでの総復習を行うこと 9.不定積分、部分積分法 不定積分の計算, 部分積分法を学び, 計算方法を身につける. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 10.定積分 定積分の意味を理解し, 定積分と不定積分の関係も学ぶ. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 11.置換積分法 置換積分法を学び, 計算方法を身につける. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 12.積分計算 いろいろな関数の積分方法を学ぶ. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 13.積分の応用 面積や体積や曲線の長さの計算方法を学ぶ. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 14.問題演習 積分計算の復習も兼ね, 問題演習を行う. 準備学習:前回の復習をし配布プリントの練習問題を解いておく. 積分計算の総復習をすること 15.学習成果の確認(試験) 準備学習:前回までの総復習をすること
- <成績評価方法>
- 授業中に課す演習, 小テスト, 期末試験で評価する.
演習レポート3割, 試験7割で計算し, 60点以上を合格とする. ただし、わずかに60点未満の者には再試験を実施することもある.
- <教科書>
- 指定教科書なし.
プリントを配布する.
- <参考書>
- 理工系の基礎 微分積分 石原繁 浅野重初 著 裳華房
- <オフィスアワー>
- 授業開始前新宿キャンパス12階講師室で.
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