2015年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

統計学(Statistics)[4761]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
赤城 文子 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
統計的なものの考え方や、統計手法の基礎(記述統計学、母集団
と標本の考え方、確率・確率分布)を習得する

<受講にあたっての前提条件>
順列、組み合わせの計算ができること。

<具体的な到達目標>
@変数及び二変数のデータの整理ができる。
Aベイズの定理を使って確率計算ができる。
Bベルヌーイ分布とポアソン分布の基礎を理解し応用できる。
C中心極限定理を理解できる。
D正規分布の基礎を理解し応用できる。

<授業計画及び準備学習>
1. 一変数のデータ整理(母集団と標本)
  準備学習:教科書1〜7ページを熟読し、練習問題1-1を解く
2. 一変数のデータ整理(平均、分散、標準偏差)
  準備学習:教科書9〜13,44〜52ページを熟読し、練習問題2-1を解く
3. 二変数のデータ整理
準備学習:教科書191〜197ページを熟読し、練習問題11-1@ACを解く
4. 回帰直線(最小2乗法)
準備学習:教科書213〜218ページを熟読し、練習問題12-1@ABを解く
5. 順列、組み合わせ、確率の実験
  準備学習:教科書67〜69,74〜76ページの例題を理解する。
6. 確率の意味
  準備学習:83〜89ページの例題を理解する。
7. 確率の加法定理、乗法定理
  準備学習:90〜97ページの例題を理解する。
8. 確率の乗法定理、ベイズの定理
  準備学習:94〜100ページの例題を理解する。
9. 確率変数と確率分布、期待値
  準備学習:107〜108ページの例題を理解する。
10. 二項分布
  準備学習:109〜111ページの例題を理解する。
11. ポアソン分布
準備学習:112〜114ページの例題を理解する。
12. 正規分布の特徴,標準正規分布
  準備学習:115〜123ページの例題を理解する。
13. 正規分布の応用
  準備学習:115〜123ページの例題を理解する。
14. Excelを使ったデータ整理の方法
15.学習成果の確認(試験)
  準備学習:教科書の総復習を行う

<成績評価方法>
毎回出席を取る。学期末テストで60点以上の人に単位を認める。
病気などによりテストを出席する際は、原則として事前に連絡を
受けた場合のみ再試験などの配慮をする。

<教科書>
「例題で学ぶ初歩からの統計学」  白砂 堤津耶 (日本評論社)

<参考書>
「統計学入門」 東京大学教養学部統計学教室偏 (東京大学出版会)
「EXCEL統計入門」  白石 修二  (森北出版)
「EXCELで学ぶ統計解析入門」 菅 民郎 (オーム社)

<オフィスアワー>
Eメールによる問い合わせを受け付ける。
fumiko.akagi@cc.kogakuin.ac.jp


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.