| 2015年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
 
 
○生物学(General Biology)[6308]
 1単位
 松本 明子 非常勤講師
 
 
<授業のねらい>生物学とは、生命の本質を知ることにより、生命そのものや地球全体の為に還元し人類の発展に貢献してゆく学問である。緻密かつ複雑に絡み合っている生命の仕組みを解明するには、医学や薬学、私学、獣医学などの医療分野はもちろんのこと、物理学、数学などの理学、工学、農学など多岐に渡った専門分野の知識が要求される。本講義では、身近に広がっている生物学を理解出来るようになることを目標として生物学の基礎を中心に説明する。<受講にあたっての前提条件>高校生物を履修していないことを前提に講義を進める。<具体的な到達目標>生物学の基礎・身近な生命科学、特に我々の身体で何が起きているのか、食や薬などを含む日常生活との関わりなどを学び、似非科学のような偏った知識を排除することで、自分自身で生命科学現象を正しく理解出来るようになることを願っている。<授業計画及び準備学習>1.	イントロダクション	生命とは? 生命の基本単位について2.	遺伝子と遺伝 		生命の設計図ともいえる遺伝子について
 3.	転写と翻訳 		遺伝子が働く為の仕組み
 4.	タンパク質と酵素		生命活動を支える物質
 5.	代謝			生命活動に関わるエネルギーと化学反応
 6.	恒常性の維持		個体における調節などについて
 7.	微生物と免疫		小さな生き物たちと人との関わり
 8.	定期試験
 
 その日に行った授業の内容を見直す、たりないところを補う、わからないところをまずは自分で調べる。前回授業の復習は必ずすること。
 
<成績評価方法>授業の最後に課題を課し、その課題点を出席点とする。出席点:50%・定期試験:50%などから総合的に成績を判断する。試験は、自筆ノートと授業配付プリントのみを持ち込み可とする。ただし、参考書、テキスト(コピー等も含む)持ち込みは不可とする。<教科書>特に指定しない。必要に応じて講義中にプリントを配布する。<参考書>『ゼロからのサイエンス よくわかる生化学』日本実業出版社『サイエンスビュー生物総合資料』実教出版
 『理系総合のための生命科学』東京大学生命科学教科書編集委員会  など
 
<オフィスアワー>授業終了後、教室において。<学生へのメッセージ>興味を持って主体的に考え、積極的に取り組んでください。授業は主にPower Pointを使って行います。高校までの授業形式とは異なるため戸惑う方もいらっしゃるかとは思いますが、スライドを使用した場合のプレゼンテーションの受け方にも慣れていってください。 
 
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