| 2015年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
 
 
環境化学概論(Introduction of Environmental Chemistry and Chemical Engineering)[2345]
 1単位
 高羽 洋充 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 稲葉 敦 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 矢ケ崎 隆義 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 岡田 文雄 特別専任教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 中尾 真一 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 並木 則和 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
<学位授与の方針>| ◎ | 1. 基礎知識の習得 |  |  | 2. 専門分野知識の習得 |  |  | 3. 汎用的問題解決技能 |  |  | 4. 道徳的態度と社会性 |  |  | 5. 創成能力 | 
<授業のねらい>現代社会が直面する環境に関連する諸問題に対して、環境化学がどのように応用されて解決に役立てられているのかを、環境化学科で行われている最先端の研究例で学ぶことを目的とする。本科目を受講することで、3年次までに修得する基礎科目・専門科目の重要性を理解し、最先端の環境問題を化学的視点から包括的に洞察する能力の修得を目指す。<受講にあたっての前提条件>・前提条件はないが、本授業の内容は、環境化学科で学ぶ授業・研究を包括的に含んでおり、環境化学科の学生あるいは配属を希望する学生の受講を強く推奨する。<具体的な到達目標>・最先端の研究を通して、環境の実態を捉え、改善する方法を理解できる。・環境を保全する技術や、環境負荷を低減する技術・評価・設計方法の基礎を理解できる。
 
 (習得後の展開)
 本科目で修得した内容は、主に環境化学科で開講される科目の履修において重要な役割を果たす。
<授業計画及び準備学習>授業は環境化学科の教員が担当しオムニバス形式で実施する。各週の授業内容は以下の予定である(内容の入れ替えがある場合がある)。
 第1週: ガイダンス:本授業の構成および狙いと環境化学科の概要について
 第2回: 世界の水需要と膜を用いた最新水処理技術
 第3回: オゾン水: 環境にやさしい殺菌・洗浄剤の化学
 第4回: ライフサイクルアセスメント(LCA)
 第5回: 大気環境に関する身近な問題と地球規模の問題
 第6回: コンピュータ化学を利用して新しい環境材料をつくる
 第7回: 材料の環境調和機能の発現から安全性の確保・終末処理まで
 第8回: 授業の振り返り・学習成果の確認
 
 準備学習:各回とも、環境化学科のホームページに記載されている関連する研究情報を事前に読んでおくこと。第8回目の授業の振り返りでは、授業内容に関する質問があれば、まとめておくこと。
<成績評価方法>・試験は行わない。・出席とレポートで成績評価し、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
<教科書>教科書を購入する必要はない。必要に応じて適宜資料を配布する。<参考書>なし。<オフィスアワー>特に設けない。連絡・質問がある場合は、授業後個別に申し出るか、高羽(takaba@cc.kogakuin.ac.jp)まで。<学生へのメッセージ>環境化学科で行われている最先端の研究に触れ理解する良い機会になります。なるべく基礎的な事柄から授業は説明されるので是非とも環境問題の多様さと学問の奥深さに興味を持ちながら受講して下さい。<備 考>・全出席、無遅刻、全レポート提出が原則である。 
 
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