2015年度工学院大学 先進工学部環境化学科
有機化学基礎(Basic Organic Chemistry)[2233]
1単位 南雲 紳史 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 有機化合物の化学構造式から簡単な化学的性質と物理的性質の考えられるようになるために、原子軌道、結合論などの基礎的理論および代表的な官能基について学ぶ。
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校の化学の教科書を十分に理解していること。
- <具体的な到達目標>
- 構造式を正しく書ける。
構造式を見て、基本的な性質を理解できる。 構成原子の混成状態を基に、化合物がとる立体構造をイメージできる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 原子の電子配置
2. 混成軌道 3. 電気陰性度と結合の極性 4. ブレンステッド−ローリーの酸・塩基 5. ルイスの酸・塩基 6. 官能基(アルケン、アルコール、エーテルなど) 7. 官能基(ケトン、エステル、カルボン酸、アミンなど) 8. 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法>
- 全開講数の3分の2以上を出席した上で、定期試験の成績が60点以上の者に対して単位を認める。ただし、講義中におこなうクイズの成績を最大5%まで加味する。
- <教科書>
- マクマリー有機化学概説(東京化学同人)
HGS分子構造模型(丸善)
- <参考書>
- ウェイド有機化学(上) 丸善(中村浩之ら訳)
- <オフィスアワー>
- 火、木、金、土曜日。17号館357号室
- <学生へのメッセージ>
- 有機化学は生命化学を学んでいくためのもっとも重要な科目の一つである。懸命に勉強しよう。
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