2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
画像認識と理解(Image Recognition)[4D24]
2単位 合志 清一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 画像処理の基本に重点を置き、根底となる数学を理解し,画像処理と数学が結びつくことを目標とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1. 解析学の基礎を理解していること
2. デジタル映像基礎論を受講していること
- <具体的な到達目標>
- デジタル画像処理の原理を理解し、応用可能な基礎知識を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 空間周波数と複素正弦信号
2. 1次元フーリエ変換 3. フーリエ変換と信号 4. 2次元信号と2次元フーリエ変換 5. 直交変換 6. 標本化定理 7. 周波数空間におけるフィルタ処理 8. 空間領域におけるフィルタ処理 9. 濃淡処理と平滑化 10. エッジ検出と鮮鋭化 11. 画像内における線の検出 12. 領域分割1:エッジによる分割、領域拡張法、統計的仮説検定法 13. 領域分割2:ヒューリスティック法、分割統合法、 14. 統計的パターン認識 15. 構造的パターン認識
- <成績評価方法>
- 定期試験結果に出席状況と提出物を考慮して評価し、60点以上を合格とする 。
- <教科書>
- 画像処理工学(改訂版) コロナ社
- <参考書>
- ディジタル画像処理 CG-ARTS協会 2015年版
- <オフィスアワー>
- 随時。事前に電話かメールで確認ください
- <備 考>
- 受講者の理解度により内容を変更する
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