2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
科学レポートの書き方(Technical Writing for Science)[4485]
2単位 足立 節子 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- レポートの書き方について,講義と実践によって学んでいく。
この授業を通じて,実験レポートや論文等の科学的文書を書くにあたっての基本的な作法を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- ワープロソフトを用いて日本語の文書作成ができること。
- <具体的な到達目標>
- 科学レポートを読むことに慣れる。
- 一般的な科学レポートの形式にのっとった文書を作成できる。
- 論理的かつ客観的に相手に自分の考えを正しく伝えるための文書作成ができる。
- グラフや数式を適切に用いた文書を作成できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1-3週
科学レポートとは/レポート・論文の構造 (2章6章7章) アブストラクトについて レポート・論文のテーマ設定 文章の組み立て(アウトライン) レポート・論文作成のフロー 科学レポート・論文を読む(1-13週を通して行います。授業内で指示します)
4-7週 レポート・論文の文章を書くときの決まりごと パラグラフとは (4章)/文体や言い回し わかりやすい文章とは-(1章8章) 書式設定について 8-11週 様々なデータの利用、導入部分と結び(3章)について 執筆者の責任について 出典を明確にすること 引用、パラフレーズ、剽窃 注と参考文献の付け方
12-13週 論証の方法
14-15週 レポート/論文作成のワークショップ 推敲作業について
- <成績評価方法>
- 学期末のレポート40点満点。学期中にに提出してもらう課題や小レポート60点満点。計100点満点で60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 木下是雄『理科系の作文技術』中公新書 2014年版
- <参考書>
- 結城 浩『数学文章作法 基礎編 』ちくま学芸文庫 2013年
適宜授業内で紹介する。
- <オフィスアワー>
- 水・木・金昼休み 新宿校舎27階 A-2737 事前にアポイントメントをとってください。
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