2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

画像情報処理(Digital Image Processing)[4293]

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2単位
福田 一帆 准教授  
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
画像処理の基礎を学び,目的に適した画像の作成,画像からの必要な情報獲得をおこなうための基礎知識の修得を目指します.理解を深めるために,画像情報の主な受け手である人間の視覚特性との関係についても学びます.

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
画像処理の基礎を理解し,基礎的な演習問題が解けるようになることを第一の目標とします.更に,画像処理の方法を覚えるだけでなく,目的に応じた画像処理方法を発想できるようになることを第二の目標とします.

<授業計画及び準備学習>
次の計画に沿って授業をおこないます.
授業中に学んだ内容や練習問題は,翌週までに必ず復習しておくようにしてください.
1.ガイダンス,画像処理とは
2.デジタル画像の特徴(標本化・量子化・デジタル画像の制限)
3.入出力特性・コントラスト
4.二値化
5.雑音除去
6.エッジ検出とフィルタ処理
7.領域処理と特徴抽出1
8.領域処理と特徴抽出2
9.カラー画像処理1
10.カラー画像処理2
11.幾何学変換
12.画像の周波数解析とフーリエ変換
13.画像の圧縮
14.動画像,立体画像
15.学習成果の確認(期末試験)

<成績評価方法>
定期試験(70%)と課題提出または小テスト(30%)で成績を評価し,60点以上を合格とします。再試験は原則おこないません(追試験は学則規定の手続きを経て承認された者に限り受験を認めます)。 また,毎回出席を取り,出席率70%以下は試験の成績に関わらず不合格とします(遅刻は出席1/2回分と換算)。

<教科書>
特になし

<参考書>
講義の中で紹介します

<オフィスアワー>
月〜金曜日,午前10時から午後4時。不在の場合もあるので,事前にメールで希望日時(複数)を連絡して下さい。


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