2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
キャリアデザイン(Career Design)[2585]
2単位 二上 武生 特任教授 小野 諭 教授 [ 教員業績 JP EN ] 長谷川 憲 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 将来職業に就くために必要な能力は各学科のカリキュラムによって身についていくが、本科目ではそれらを「職業」という視点を持って有機的に結合させることを目指す。また、3年次開講科目である「学外研修」の導入科目としても位置づけられる。
本科目の導入部分では、自分が学んでいる専門分野の社会的意義、自分がなしとげたいことを考え、専門科目では独立して取り上げにくい項目を取扱い、それらを自己の可能性や将来の目標を真剣に考えるきっかけとする。さらに企業講演等を通してそのイメージを具体的なものにしていく。あわせて、社会と接する際に必要となる自己表現力等の能力を身につける。また、大学での学習が社会でどのように活かされていくかを再認識することにより、主体的・意欲的な学びの姿勢を修得することを目指す。
- <受講にあたっての前提条件>
- 人とお互いの意見を交換してみようとすること。
(これまではできていなくても、本授業でトライしようと思っていること)
- <具体的な到達目標>
- ・グループワークを通し、他者とのコミュニケーションに慣れる
・レポート作成を通し、わかりやすい文書の書き方を身に付ける ・「職業人」に対する社会の要求を知り、そのために準備すべきことを理解する ・自らの専門分野と社会とのつながりについて理解する
- <授業計画及び準備学習>
- (授業ガイダンス)
1 キャリアデザインの全体像・本授業の目的について 本授業の目的と流れを説明する 準備学習:「なんのために大学に入ってきたか」「自分が将来やり たいこと」を考えてくる
(キャリア演習) キャリア演習は各回、 「事前に考えてくる→グループで話し合う→レポートを書く」 で、人と話をしたり、文章におとすことで考えを深めていく
2 キャリア演習1:授業目標設定 社会で活躍するために必要な力は何かを考え、本授業の目標設定をする 準備学習:授業履修の目的を自分なりに設定する
3 キャリア演習2:キャリアについて考える 自分にとってキャリアとは何かについて考える 準備学習:教科書「大学におけるキャリア講義読本」を読んで キャリアについて考えてくる
4〜6 キャリア演習3〜5:業界研究・会社研究・仕事研究について考える チームで、業界業種、仕事、働き方について情報収集し、まとめる 準備学習:業界、仕事の研究
7 キャリア演習6:インターンシップ・就職活動について考える 準備学習:それまでのキャリア演習を復習する
(特別講義) 8・9・10 特別講義(OB等ゲストスピーカーを招いた授業を予定)
11 インターンシップについて−インターシップ参加者(3年生)の発表 *8回目から11回目の講義に関して課題(レポート)を課す予定 準備学習:質問したいことを考えてくる
12 エントリーシートを書く(1) 13 エントリーシートを書く(2) *12回目、13回目の講義において課題(レポート)を課す予定
(まとめ) 14・15 授業のまとめ
- <成績評価方法>
- 2-7回目の授業に関する課題等 50%
8-11回目の授業に関する課題等 40% 12-13回目の授業に関する課題等 10% *授業の欠席については減点の対象となる場合があります
基本は課題レポートで評価をします
- <教科書>
- *資料を配布します
- <参考書>
- *資料を配布します
- <オフィスアワー>
- 月曜日 15:00〜16:00 八王子キャンパス 講師室
水曜日 11:00〜13:00 八王子キャンパス 講師室 土曜日 12:30〜13:00 八王子キャンパス 講師室
通常は、新宿キャンパス(12階フロアー)におります。 事前に、kt13457@ns.kogakuin.ac.jpにメールをして、アポイントを取ってもらうと確実です。
- <学生へのメッセージ>
- 大学の意味の一つとして、社会に出る準備をするということがあります。
社会では、人と関わっていくことが大事になります。
学校生活と社会に出てからの大きな違いの一つに、つきあう人の関係があります。学校時代は、同年代の仲のよい人たちとのみつきあえばよいですが、社会に出ると、仲がよい人以外、様々な年代、初めて会う人たちとの関係性を作っていく必要があります。本授業では、自分の将来について、グループワークを通しながら、考えていきます。その中で、人と考えを交換していくことを体感していきます。 普段考えていないことを考えみたり、人と話をしてみることで、自分の考えを深めること、そして人と関わっていくことを楽しんでみてください。
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