2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

情報数学演習II(Exercises in Information Mathematics II)[5421]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
長嶋 祐二 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
情報数学演習2では、数学的ものの考え方の習得を狙っており、整数論および無限級数論の理解を目指します。

<受講にあたっての前提条件>
整数論と無限級数を学習しますので、情報数学2の受講とともに大学1年前期までの数学力を必要とします。

<具体的な到達目標>
演習問題を通してRSA暗号を理解するとともにフーリエ級数へ至るプロセスを理解することを目指します。

<授業計画及び準備学習>
情報数学演習2は情報数学2の講義をもとに具体的な問題の解き方を学びます。
必ず、情報数学2の講義を受講してください。

1.数と式
2.最小公倍数と最大公約数
3.ユークリッドの互除法
4.一次不定方程式
5.素数
6.合同式
7.RSA暗号
8.フェルマーの定理
9.中間試験
10.数列
11.数列の一般項
12.無限級数
13.無限級数の収束判定
14.ベキ級数
15.フーリエ級数(確認テスト)

<成績評価方法>
毎回演習を行い、各自解いて演習用紙を提出するとともに前に出て問題を解いて解説を行ってもらいます。
実際に解いてみんなに説明した回数、毎回の提出物および中間試験・確認テストで評価します。
単位所得には、70%以上の出席を条件とします。遅刻は2回で1回の欠席とみなします。
到達目標に照らして、A+,A,B,C,D,Fの 6 段階の Grade で評価し、D 以上の者に単位を認めます。

<教科書>
授業資料を用いるので指定教科書になし

<参考書>
整数論の入門書

<オフィスアワー>
授業後

<学生へのメッセージ>
自分で問題を解き解決する力を身につけてください。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.