2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
○数学I(Mathematics I)[4224]
2単位 上江洲 弘明 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 1変数関数の微分について,基本的な事柄の習得を目指す.
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校において最低限「数学II」「数学B」までを一通り学習していることを前提とする.
- <具体的な到達目標>
- (1) 1変数関数の微分の基本的な計算ができるようになる.
(2) 微分を利用した1変数関数の多項式近似問題が解決できるようになる. (3) 1変数関数の極値問題が解決できるようになる.
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 複素数と複素平面
準備学習: 高等学校の数学IIの教科書の当該箇所を確認しておくこと.
第2回 複素数の絶対値と偏角 準備学習: 前回までの授業の内容をノートを見て復習すること.
第3回 ド・モアブルの定理 準備学習: 前回までの授業の内容をノートを見て復習すること.
第4回 三角関数とその性質 準備学習: 高等学校の数学I,IIの教科書の当該箇所を確認しておくこと.
第5回 指数関数とその性質 準備学習: 高等学校の数学I,IIの教科書の当該箇所を確認しておくこと. 第6回 三角関数の逆関数 準備学習: 前回までの授業の内容をノートを見て復習すること.
第7回 中間試験 準備学習: 第1回から第6回までのすべての単元について復習すること.
第8回 関数の極限と連続性 準備学習: 教科書第1章から第7章にざっと目を通し,これからどのような学習をするのか見ておくこと.
第9回 微分の定義 準備学習: 関数の極限と連続性に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第10回 初等関数の微分 準備学習: 微分の定義について再確認し,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第11回 合成関数の微分 準備学習: 初等関数の微分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第12回 テイラー展開 準備学習: 合成関数の微分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第13回 極値 準備学習: テイラー展開に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第14回 曲線の概形 準備学習: 極値に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第15回 期末試験 準備学習: 第8回から第14回までのすべての単元について復習すること.
- <成績評価方法>
- 成績は中間試験35%,期末試験35%,課題30%で評価する.Grade D以上の者に単位を認める.
ただし,2014年以前の入学者は中間試験35%,期末試験35%,課題30%で100点満点で採点し, 60点以上の者に単位を認める.
- <教科書>
- 理工系の基礎 微分積分(増補版)
石原 繁・浅野重初 共著 定価2100円(本体2000円+税5%)/ ISBN978-4-7853-1508-5
- <参考書>
- 数学基礎プラスγ(解析学編) 上江洲弘明著(早稲田大学出版部)
- <オフィスアワー>
- 授業の前後に講師室にて
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