2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
○論理回路(Logic Circuits)[3442]
2単位 福田 一帆 准教授
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 論理回路はディジタル回路を設計する場合の数理モデルといえる。ディジタル回路はコンピュータの主要構成要素であり、コンピュータを理解するために論理回路に関する知識は不可欠である。本講義では、論理回路の基礎を学ぶ。演習などを交えながら講義を進めるので、更に教科書を使って予習、復習をして、知識を身につけてほしい。また、「コンピュータ概論」や「情報学実験」とも関連が深いので、これらの講義、実験と併せて内容の理解を深めてもらいたい。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし
- <具体的な到達目標>
- 論理回路の基礎を理解し、教科書および授業中に扱うレベルの基礎的な問題に対して正しく解答できるようになることを目的とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 基本的に教科書に沿って,解説→例題→演習問題の順に授業を進めます。
準備学習として,教科書の該当箇所の内容を毎回予習しておいて下さい。 また,演習問題を自力で解けるようになるまで,繰り返し復習することを勧めます。 1.ガイダンス:情報化社会におけるコンピュータの役割 2.ディジタルとは何か(教科書 第1章) 3.論理ゲート(教科書 第2章) 4.ブール代数(教科書 第3章) 5.正論理と負論理(教科書 第4章) 6.論理関数の標準系(教科書 第5章) 7.カルノー図を用いた論理関数の簡単化(教科書 第6章) 8.中間試験 9.組み合わせ回路の応用(教科書 第8章) 10.加算器(教科書 第9章) 11.フリップフロップ(教科書 第10章) 12.フリップフロップの応用例(教科書 第11章) 13.同期式順序回路の解析(教科書 第12章) 14.同期式順序回路の設計(教科書 第13章) 15.学習成果の確認(期末試験)
- <成績評価方法>
- 定期試験の結果をもとに,到達目標に対する達成度を評価します(GPA基準に照らし合わせてA+〜Dを合格とします)。再試験は原則おこないません(追試験は学則規定の手続きを経て承認された者に限り受験を認めます)。また,毎回出席を取り,出席率70%以下は試験の成績に関わらず不合格とします(遅刻は出席1/2回分と換算)。
- <教科書>
- 三堀 邦彦他 わかりやすい論理回路 コロナ社
- <参考書>
- 教科書以外の参考書について,特に指定はありません。多数出版されているので、自分で比較して十分理解できそうなものを選んで下さい。
- <オフィスアワー>
- 月〜金曜日,午前10時から午後4時。不在の場合もあるので,事前にメールで希望日時(複数)を連絡して下さい。
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