2015年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

情報処理演習(Exercises in Computer Literacy)[2125]

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1単位
近藤 公久 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
学部での学習、研究において最低限必要な範囲で、簡単なVBAプログラムを一通り動かせるようになることが目標です。

<受講にあたっての前提条件>
前提はなし。最低限、絶対に身につけるべきものです。

<具体的な到達目標>
VBAを用いてプログラミングの文法と各種のアルゴリズムを理解し,簡単な課題を自分で解決できる能力を確実に身につける。

<授業計画及び準備学習>
1 ガイダンス及びExcel VBAの基本操作、変数の種類
   学習の準備:教科書 第1章
 2 四則演算と条件判断文
   学習の準備:教科書 第2章、第3章
 3 繰り返し文による反復処理
   学習の準備:教科書 第4章
 4 Subプロシージャ
   学習の準備:教科書 第5章
 5 Functionプロシージャ
   学習の準備:教科書 第5章
 6 配列
   学習の準備:教科書 第9章
 7 ワークシート(セル)の利用
   学習の準備:教科書 第6章
 8 課題演習
   学習の準備:ここまでの復習
 9 再帰呼び出しによる反復処理
   学習の準備:教科書 第7章
10 文字・文字コードの処理
   学習の準備:教科書 第8章
11 文字列の処理
   学習の準備:教科書 第8章
12 構造体(ユーザ定義型)
   学習の準備:教科書 第9章
13 ソーティング(整列)
   学習の準備:教科書 第17章
14 総合演習
   学習の準備:ここまでの復習
15 試験

<成績評価方法>
課題提出物がすべて揃うことを必須条件とする。
期末試験(50%)および課題の評価(50%)による総合得点で到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
加藤 潔 Excel 環境における Visual Basic プログラミング 第 3 版, 共立出版株式会社, 東京, 2013.

<参考書>
適宜紹介する。

<オフィスアワー>
新宿: A2316 火曜日5時限(ただし会議がある場合を除く)、もしくは、事前にアポをとった時間。

<学生へのメッセージ>
本科目では、情報学部の学生が最低限必要な範囲でのコンピュータの使用方法を対象としてます。経験のある者には易しく感じるかもしれません。その時は、一歩進んだ課題に挑戦して欲しいと考えています。演習ですので、知識としてだけではなく、実際に使えることが重要です。そして、使えるだけでなく、ツールとして使いこなすことが重要です。「習うより慣れろ」、まさにこの言葉がこの科目にピッタリの言葉です。


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