2015年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
インターフェース論(Interface Theory)[3B19]
2単位 田中 久弥 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)に関する知識と理解を深めること
- <受講にあたっての前提条件>
- 情報学実験の単位を習得していることが望ましい
- <具体的な到達目標>
- ・人間の特性とコンピュータインタフェースの技術について説明できること。
・ユーザインタフェースの問題点を指摘し具体的な改善案を提示できること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.人間の感覚・知覚・生理特性(ウェーバー・フェフィナーの法則)
2.人間の認知と理解(ヒューマンパフォーマンスモデル) 3.HCIにおけるデザイン目標とユーザ特性(HCIの変遷,メンタルモデル) 4.HCIにおける対話形式(コマンド言語,メニュー選択,直接操作) 5.入力インタフェース1(キーボード,日本語入力) 6.入力インタフェース2(ポインティングデバイス,フィッツの法則) 7.ビジュアルインタフェース1(表示デバイス,GUIの基本概念) 8.ビジュアルインタフェース2(情報視覚化の概念と技術) 9.ノンバーバルコミュニケーション1 10.ノンバーバルコミュニケーション2 11.音声インタフェース,身振りインタフェース 12.バーチャルリアリティ(概念と技術) 13.実世界指向インタフェース(AR,ウェアラブルコンピュティング) 14.共同作業支援(共有空間構築に必要な概念と技術) 15.定期試験
- <成績評価方法>
- 100点の内,定期試験7割,レポート3割で評価し,60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 「ヒューマンコンピュータインタラクション」情報処理学会編集
ISBN4-274-13249-8
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 講義の前後,またはhisaya@cc.kogakuin.ac.jpに連絡すること
- <学生へのメッセージ>
- インタフェース論は学際的な領域です。さまざまな学問に感心を寄せて,かつ最新技術を興味を持って講義に臨んで下さい。
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