2015年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

環境工学(Environmental Engineering)[4D22]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
原田 省三 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
私たちが現在抱える地球環境問題について,はじめに現状起きている問題の基礎知識を学ぶ.さらに感情的な議論に陥りがちな環境問題について,学生が科学的で冷静な判断ができるような能力を身につける.

<受講にあたっての前提条件>
高校物理程度の力学,熱力学の知識があること

<具体的な到達目標>
環境問題で取り上げる事象に対して矛盾がないか否かを,学生がエネルギー保存則,質量保存則を使って判断できる能力を獲得する.

<授業計画及び準備学習>
予定している講義のコマ数

・資源環境問題の現状 2
・再生可能エネルギーの問題点 2
・運輸部門における環境問題 2
・廃棄物,排熱,エントロピー 1
・地球温暖化問題再考 2
・中間で3回のレポート提出 3

課題は集計され,集計結果は翌週に学生に向け公開する

<成績評価方法>
成績評価方法
授業期間中に3回行われる環境問題をテーマとした記述式の課題を審査し,成績を評価する.
合格水準は
1 課題が3回提出されていること
2 課題の解答内容が,授業中に示された環境工学に関する知見が正しく反映されていて,その評価がいずれも60点以上で合格とする

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
講義の前後30分間に12階の非常勤講師室で随時受け付け

<学生へのメッセージ>
きっと今までの環境問題の概念が大きく揺らぎます.


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.