2015年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
 
△日本経済論(Japanese Economy)[4D10]
 
 
2単位 杉村 めぐる 非常勤講師  
 
- <学位授与の方針>
 
| ○ | 1. 基礎知識の習得 |   | 2. 専門分野知識の習得 |  | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 |  | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |   | 5. 創成能力 |  
  
- <授業のねらい>
 
- 戦後日本経済の歴史と構造を学ぶことで現代の日本経済が抱える諸問題の本質を探るための知識と思考力を身につけてほしい。 
 
- <受講にあたっての前提条件>
 
- 日本経済だけにとどまらず、それに関連する政治、労働、環境などあらゆる社会問題に興味関心があることが望ましい。
 
- <具体的な到達目標>
 
- (1)戦後日本経済の歴史を知ることで現代経済が抱える諸問題を読み解く知識と思考力を養う
 (2)現代経済に関する諸問題について自分なりの考えを客観的な根拠や説得的な論理で示せる ようになる 
- <授業計画及び準備学習>
 
- 第1回 ガイダンス
     準備学習:日本経済をめぐる問題について新聞等で読んでおくこと
  第2回 戦後日本経済の特徴(敗戦と戦後復興)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第3回 高度経済成長の構造とその要因(朝鮮戦争とドル散布)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第4回 高度経済成長下の労使関係(ニワトリからアヒルへ)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第5回 高度経済成長の終焉1(ニクソンショックとオイルショック)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第6回 高度経済成長の終焉2(構造不況と企業倒産)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第7回 学習成果の確認(中間試験)
  第8回 新自由主義=新保守主義の台頭(臨調行革と国鉄分割民営化)        準備学習:前回の復習をしておくこと
  第9回 日米経済摩擦の顕在化(プラザ合意とバブル経済)       準備学習:前回の復習をしておくこと
  第10回 バブル経済の形成と崩壊(平成不況の到来)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第11回 日本的労使関係の転換点(総評解体と連合の誕生)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第12回 構造改革と日本経済の変容(労働法制の規制緩和)        準備学習:前回の復習をしておくこと
  第13回 現代の日本経済と世界経済(グローバル経済と日本企業)        準備学習:前回の復習をしておくこと
  第14回 補論:日本経済とジェンダー(女性の社会進出と成果主義のジレンマ)
     準備学習:前回の復習をしておくこと
  第15回 学習成果の確認(期末試験)  
- <成績評価方法>
 
- 期末試験、中間試験の結果の合計が60点以上の者に単位を付与する。配分は期末試験=70点、中間試験=30点とする。また状況に応じて小レポートの提出等で加点する場合がある。 
 2015年度入学の1年生については、GradeD以上の者に単位を認める。 
- <教科書>
 
- 指定教科書なし。
 
- <参考書>
 
- 井村喜代子『現代日本経済論[新版]』有斐閣、2000年。
  伊藤誠『幻滅の資本主義』大月書店、2006年。
  松石勝彦『現代の経済学入門』同成社、2010年。  
- <オフィスアワー>
 
- 講義終了後の教室または講師控室。
 
- <学生へのメッセージ>
 
- 本講義では、できるかぎり皆さんの関心に沿った形で講義を進めていきたいと考えている。
 したがって講義の内容も皆さんから質問や意見を反映することで適宜変更する場合がある。 
 
 
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