2015年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

リーダシップと企業経営(Leadership and Corporate Management)[2B17]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
新井 敏夫 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
ドラッカーのマネジメントをテキストとして使用し、日本国内だけでなく国際的なプロジェクトの推進や外資系企業で働く場合でも、リーダーとしての実際のマネジメントが可能になるように、基本的な知識と技能を身に付ける。
(JABEE国際工学プログラム 学習・教育目標)F.デザイン能力とチームワーク能力の習得◎

<受講にあたっての前提条件>
下記の指定教科書を講義前に一読しておくこと。

<具体的な到達目標>
1.リーダーの基本的な機能について理解し、実際のケースに適用できる。
2.リーダーに必要な資質について理解し、自らリーダーとして自律的に成長できる。
3.企業リーダーの決断のフレームワークについて理解する。
4.危機に際してのリーダーの行動について理解し、実際のケースに応用できる。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス リーダーは天性のものか
2.企業の成果とは何か
 準備学習 企業とは何かについて学習しておくこと
3.事業戦略とは何か
 準備学習 戦略と戦術について学習しておくこと
4.マネジメントと組織
 準備学習 企業としてあるべき組織論について意見形成をしておくこと
5.ケーススタディー(1)「組織とリーダー」について具体的なケースを提示し、自ら解法を探る。
6.発表と評価 課題解決について発表を行い、評価をフィードバックする
 準備学習 課題解決についてプレゼンテーションの準備を行う
7.決断のフレームワーク
 準備学習 リーダーの決断がどのような場面で最も重要になるか、具体的なケースを想定しておく
8.動機づけ理論とリーダーシップ理論の関係
9.ケーススタディー(2)「危機管理とリーダーシップ」について、具体的なケースを提示し、自ら解法を探る。
 準備学習 危機管理について、それぞれが事前学習をしておくこと。
10.発表と評価 課題解決についてプレゼンテーションを行い、評価をフィードバックする
 準備学習 課題解決について、プレゼンテーションの準備を行う
11.プロフェッショナルの倫理について
12.マネジャーの技能について
 準備学習 意思決定論、コミュニケーション能力等についてテキストの該当箇所を読んでおくこと。
13.トップマネジメントについて
14.マネジメントの戦略について
15.学習成果の確認 試験
 準備学習 授業の復習を通じて自ら理想とするリーダー像を具体化し、これを表現できるようにしておくこと。

<成績評価方法>
グループ発表と試験による総合評価。ウェイトは試験が60%、ケーススタディーの解決のためのプレゼンテーションが40%。100点満点中60点以上を合格とする。

<教科書>
P.F.ドラッカー著 「マネジメント 基本と原則」(エッセンシャル版) ダイヤモンド社

<参考書>
佐々淳行「平時の指揮官 有事の指揮官」文春文庫
ボブ・ウッドワード「司令官たち」文藝春秋
ジャック・ウェルチ、ジョン・A.バーン「ジャック・ウェルチ わが経営」日本経済新聞社

<オフィスアワー>
毎週木曜日 13時30分から15時30分 技術経営研究室(A2777)

<学生へのメッセージ>
マネジメントを習得し、将来企業リーダー、技術リーダーを目指そうとする学生はぜひ受講してください。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.