2015年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

情報と職業(Information Technology and Vocation)[9751]

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2単位
尾高  進 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
 この授業のねらいは、主要には「情報化」と職業・労働をめぐる問題との関係を検討することにある。以下に、具体的な到達目標を示す。
(1)情報通信技術の発達と社会や労働との関係が分かる。
(2)日本の職業・労働の特徴が分かる。
(3)職業指導について、その基礎的な事項が分かる。

<受講にあたっての前提条件>
 この科目は教職課程の科目であるので、教職課程の履修登録者であること。

<具体的な到達目標>
(1)情報通信技術の発達と社会や労働との関係が分かる。
(2)日本の職業・労働の特徴が分かる。
(3)職業指導について、その基礎的な事項が分かる。

<授業計画及び準備学習>
■準備学習について
 特別な予習は必要ないが、授業で扱った内容については、復習をしておいてほしい。また、各回の授業の終わりに提出してもらうミニレポートは返却する予定なので、見返しておいてほしい。

1.オリエンテーション
2.情報化社会論とは何か
3.情報化の進展と生産の世界の変容
4.情報化と世界(ビデオ視聴)
5.日本的経営システムとその変容(1)OJT、QCサークル、年功賃金、終身雇用
6.日本的経営システムとその変容(2)成果主義・能力主義
7.情報化と労働の変化
8.中間発表
9.社会における情報技術の位置と役割−ITは社会を変えるか−
10.労働組合の歴史と役割
11.教育実践としての職業指導
12. 職業学科における職業指導
13.グローバリゼーションと職業
14.グループワーク:情報化の進展と職業の変化についてのディスカッション
15.まとめ

<成績評価方法>
 成績評価は、各回の授業の終わりに書いてもらうミニレポート、レポート課題によって行う。それらの課題により、上記の到達目標に達したと判断できる者に単位を認める。

<教科書>
 特に指定しない。

<参考書>
斉藤武雄ほか編著『ノンキャリア教育としての職業指導』学文社、2009年

<オフィスアワー>
 授業の前後またはメールでご連絡下さい。
odaka@cc.kogakuin.ac.jp


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