2015年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

国際関係と文化(International Relations and Culture)[3C14]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
清水 英里 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
国際関係といっても欧米に偏ることなく、第三世界にも十分目をくばり、学習者が自分で世界の中で「自分は何をしたいのか、そのためには何をすればいいのか」という問いに明確に答えられることをねらいとする。理論だけに頼らず様々な教材を用い、日々の生活の中からの国際化とは何かということについて推考しまた議論することができるようになる。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
講義で得た知識をもとに、学習者が自分の意見を論述・議論できる力を身につけることが達成目標である。

<授業計画及び準備学習>
1 ガイダンス 
2 「文化」とは何かについて考える
3 個別発表(1)―世界を考える上でまず自分が考える日本についてプレゼンする
4 個別発表(2)―世界を考える上でまず自分が考える日本についてプレゼンする
5 ナショナリズムについて学ぶ
6 『映像の世紀』を観て考える(1)ー小レポート
8 ベトナムの世界史1
9 ベトナムの世界史2
10 ドキュメンタリー『戦争とジャーナリズム』を観て考える
11 『映像の世紀』を観て考える(2)ー小レポート
12 テロリズムとは何か
13 近代的身体―近代と国際化
14 ジェンダー論とは何か
15 テスト

<成績評価方法>
受講者のきちんとした出席を不可欠の前提とした上で、定期試験の成績を80点、授業中の小レポートを20点の割合で総合的に評価し、60点以上の者に単位を認定する。小レポートでは、教材について自分の意見を述べる。定期試験においては、授業内容全てを範囲とする教場試験を実施する(2015年度入学の1年生については、GradD以上の者に単位を認める)。就職活動やその他諸事情により出席が困難である場合はその理由などによって考慮するので申し出ること。

<教科書>
指定教科書なし。

<参考書>
稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』(名古屋大学出版会、2001年)、歴史学研究会編『国民国家を問う』(青木書店、1994年)古田元夫『ベトナムの世界史』(東京大学出版会、1995年)

<オフィスアワー>
授業開始前・終了後、12階講師室にて。気軽に質問に来てください。なおどうしても個人で連絡を取りたい方は、教務課に相談してください。

<学生へのメッセージ>
自分が世界で活躍するイメージを常にもって、日々をすごしてください。国際社会に出た時、自分ならではのオリジナリティあるアイデンティティーを持って生きていけるための立脚点を持てるようになってください。国際社会へのメッセージを発するためには、まず自分の立場を知ることが大切 です。新聞・ニュースなどの情報を、偏ることなく自分の力と視点で消化する力を持ってください。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.