2015年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
材料強度学(Advanced Strength of Materials)[1B21]
2単位 塩見 誠規 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 機械部品や製品を設計,製作するためには製品の強度,使用する材料の強度に関する知識が必要である。本講義では,金属材料を対象に外部負荷に対して材料内部で生じる応力,変形により生じるひずみ,材料の機械的特性およびそれらの関係などについて学習し,材料強度,強度解析,構造解析などについて自己学習ができるように基礎知識を習得する。
(JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」:(C)基礎工学・専門工学知識の習得:◎ (前提となる基礎知識と習得後の展開) 習得後は,材料基礎工学I,IIへと発展させ,機械技術者としての素養を身につけることができる。また,ECPプロジェクトの遂行において必要となる基礎知識を得ることができる。
- <受講にあたっての前提条件>
- 材料力学および数学の基礎知識が必要である。
- <具体的な到達目標>
- ・三次元の応力,ひずみ,構成則を理解し,その関係を表現できる
・二次元問題における物体の変形が解析できる ・物体の変形に要するエネルギを計算し,物体の強度,変形を計算できる
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス,材料の強度
2.三次元応力 3.力のつり合い式 4.応力の座標変換 5.微小変形ひずみ 6.構成則 7.機械的特性 8.学習状況の確認(中間試験) 9.2次元問題 10.軸対称問題 11.降伏現象 12.トラス問題 13.塑性変形 14.疲労と破壊 15.学習成果の確認(期末試験) 準備学習:テキストをよく読み,演習問題で復習をしておくこと
- <成績評価方法>
- 期末試験のみ,中間試験と期末試験の平均の2通りで評価し,いずれかの評価が60点以上を合格とする.
- <教科書>
- 製本テキスト「材料強度学」
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 土曜日3時限。これ以外でも在室時はいつでも可(犬目校舎2-102室)
- <備 考>
- キューポートより追加資料やレポートなどを連絡します.
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