2015年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

国際工学概論(General Topics in Global Engineering)[2283]

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2単位
小田 玲子 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
さまざまな社会的、工学的な問題に対してグローバルな視点で捉えて情報を収集、分析し、自分の考えをまとめるとともにグローバルエンジニアの理想像について考える。

<受講にあたっての前提条件>
一般教養科目にもグローバル化を考える内容の授業があるので、履修することが望ましい。

<具体的な到達目標>
問題に対してグローバルな視点で自分の考えをまとめることができる。

この科目は主に以下の学習・教育目標に対応している。
(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」
(B)技術者の倫理の習得:◎
(A)多面的な視点から考える能力(E)コミュニケーション能力と国際感覚の習得:○
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(b):◎
                   (a)(f):○

<授業計画及び準備学習>
第1回 オリエンテーション 「要約」と「自分の考え」
第2回 『錯覚の科学』を読む @医療現場
第3回 『錯覚の科学』を読む A公共建築
第4回 『錯覚の科学』を読む Bスマホ歩き違法化の法理
第5回 Yahoo’s Idea Factory 新商品のアイデアはどのようにして思いつくか?
    〔討論〕エンジニアの発想の瞬間とは
第6回 ビッグデータとエンジニア〔災害の予測にどう使うか〕
第7回 高層ビル火災 救助装置
    〔討論〕ビル火災、地震災害にエンジニアはどう対処するか
第8回 マサチューセッツ工科大学(MIT)の高齢者生活研究所と人工知能研究の最前線
第9回 国連の温暖化対策の最高責任者の行動原理と2015年のパリでの温暖化サミット
第10回 ヨーロッパのITセキュリティの新分野「忘れてもらう権利」とは何か
第11回 米紙の食関係の記事を読む(最新の研究動向から)
第12回 「安上がりで丈夫な技術」が発展途上国で歓迎される背景(下水道の場合)
第13回 「安上がりで丈夫な技術」(雨水キャッチャーの場合)
第14回 マイテーマの決定と読み込み
第15回 最終試験(論述)

<成績評価方法>
毎回の提出レポート(40%)と最終試験(60%)の合計で60点以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし。英文記事等の訳文を使用。

<参考書>
随時、案内する。

<オフィスアワー>
火曜日午後

<学生へのメッセージ>
グローバルエンジニアになる心構えを学びとりましょう。自分の関心事を追究することが大切です。


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