2015年度工学院大学 建築学部

構造力学II(Structural Mechanics II)[6168]

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2単位
小野里 憲一 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
構造材料の力学的性質を理解し、断面の諸性質や梁の変形が計算でき、簡単な不静定構造物の解法ができるようにする。また、長柱の座屈についても学ぶ。主として不静定構造の解法を修得する。

<受講にあたっての前提条件>
構造力学1を修得していることを前提にして授業を行います。

<具体的な到達目標>
梁の変形を計算して求めることができる。
簡単な不静定構造物を解くことができます。
座屈荷重を求めることができます。

<授業計画及び準備学習>
 1.ガイダンス
 2.材料の力学的性質
 3.断面の性質
 4.曲げ材の生ずる応力
 5.曲げ材の変形
 6.たわみ角法
 7.固定モーメント法
 8.仕事および諸原理
 9.不静定梁の解法
10.不静定構造物の解法
11.座屈
12.応用計算1
13.応用計算2
14.応用計算3
15. 学習成果の確認
準備学習として、各講義の終了時に次回講義までの課題を出します。

<成績評価方法>
期末試験で評価する。期末試験結果が60点以上で合格とする。

<教科書>
考えるプロセスがわかる 変形を理解する構造力学、小野里憲一 、西村彰敏、彰国社

<参考書>
指定参考書なし。

<オフィスアワー>
講義の前後にも質問に応じます。それ以外の場合は「学修ガイダンス」に記載されたアドレスにメールをいただければ都合を調整するか、返信でお答えします。

<学生へのメッセージ>
構造力学は授業が理解できたと思っても、安心しないでください。構造力学ができるかどうかは問題が解けるかどうかで判断するようにしてください。それも、試験前にではダメ。特に構造力学の基礎は順番に積上げながら理解する科目ですから、途中でわからないことがあればそれでお手あげになります。講義ごとに問題が解けるか、という勉強をしてください。


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