2015年度工学院大学 建築学部

建築概論(Introduction to Architecture)[6204]

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2単位
篠沢 健太 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
山下てつろう 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
石田 航星 助教  [ 教員業績  JP  EN ]
富樫 英介 准教授  
木下 庸子 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
冨永 祥子 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
大内田 史郎 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
星 卓志 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
下田 明宏 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
村上 正浩 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
中島 裕輔 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
山下 哲郎 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
赤木 徹也 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
2011年に設立された建築学部のまちづくり学科、建築学科、建築デザイン学科の3学科における、主要4分野の概要を解説する。建築を初めて学ぶ学生が、各分野の基礎的な学問内容・特徴、魅力と将来の発展性などについて学び,理解することを目的とする。

<受講にあたっての前提条件>
建築に、建築学部に興味を持つこと。

<具体的な到達目標>
1.建築学部の3学科12分野で今後学んでいく建築学の専門分野の学習について大きな流れを理解すること。
2.日頃の学習に伴う自己研鑽の手掛りを得、予習復習や自己学習の方向性を考えることができるようになること。
3.さらに、建築に関わる進路選択、卒業後の方向性などキャリアデザインを自ら考えていくことができるようになること。

<授業計画及び準備学習>
1.建築概論のガイダンス
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まちづくり学科の4分野
2.都市デザイン分野とその研究・計画
3.ランドスケープデザイン分野とその研究・作品
4.安全・安心分野とその研究
5.環境共生分野とその研究
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建築学科の4分野
6.建築構造分野とその研究−木質構造、鉄筋コンクリート造、構造デザイン、鋼構造ほか−
7.建築計画分野とその研究−医療施設計画、地域施設計画、建築プロダクトデザインほか−
8.建築生産分野とその研究−プロジェクトマネジメント、建築構法、建築材料学、環境材料学ほか−
9.建築設備分野とその研究−設備設計、空気環境、ほか−
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建築デザイン学科の4分野
10.建築デザイン分野とその作品
11.インテリアデザイン分野とその作品
12.保存・再生デザイン分野とその研究・作品
13.福祉環境デザイン分野とのその研究・作品
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14.異なる分野をつなぐ取り組みについて
15.学習成果の確認
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(担当教員)
まちづくり学科
都市デザイン分野 星 卓志 教授
ランドスケープデザイン分野 下田明宏 教授
安全安心分野 村上正浩 准教授
環境共生分野 中島裕輔 准教授

建築学科
建築計画分野 山下てつろう 教授
建築構造分野 山下哲郎 教授
建築生産分野 石田航星 助手
建築設備分野 富樫英介 准教授

建築デザイン学科
建築デザイン分野 木下庸子 教授
インテリアデザイン分野 冨永祥子 准教授
福祉環境デザイン分野 赤木徹也 准教授
保存・再生デザイン分野 大内田史郎 准教授

担当 まちづくり学科 篠沢健太

準備学習については、事前に配布される資料を授業までに読み、理解出来る部分とできない部分を明らかにしておくこと。

<成績評価方法>
各分野の学習到達度を確認するために分野ごとにレポートを提出する。このレポートにより成績を評価する。レポート総合得点を集計し100点満点に換算した際の60点以上を合格とする。出席状況は成績評価に加味され、3回以上欠席した学生は単位を認めない。

<教科書>
各講義ごとに担当教員の用意したレジュメを使用する。各講義の前に必ず学園ポータルシステムを確認し,アップロードされている場合は,各自で出力し,事前に用意をすること。それ以外は,教室で直接配布する。

<参考書>
講義毎に参考図書・文献などを紹介する。

<オフィスアワー>
原則、授業終了後をオフィスアワーとする。個別の授業に関しては直接担当教員に、「建築概論」に関する全般的な事項に関しては建築学部幹事・しのざわ(kshino@cc.kogakuin.ac.jp)に問い合わせること。なお担当教員の連絡先は、建築学部の学修ガイダンスに記載してある。

<学生へのメッセージ>
建築は、様々な人間活動が行われる場所です。建築を使うときはもちろん、つくるときにもたくさんの人の希望や考え方が反映され、ときにはぶつかりあったりします。今回、建築学部3学科の12分野から、「建築」が語られますが、それぞれの視点や立場の違いや共通性、建築が形作られる仕組みや過程のなかでの関わり方の違いを、先生方の実体験を通じて学ぶことができます。
自分の将来、4年生での卒業研究や職業選択まで関わってくる大切な時間ですので、積極的に臨んでください。


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