2015年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科
建築・まちづくり演習(Advanced Architectural and Urban Design and Planning S tudio)[2C13]
3単位 澤岡 清秀 教授 [ 教員業績 JP EN ] 下田 明宏 教授 [ 教員業績 JP EN ] 野澤 康 教授 [ 教員業績 JP EN ] 冨永 祥子 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 金箱 温春 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ] 矢板 久明 非常勤講師 綾井 新 非常勤講師 萩野 一彦 非常勤講師 山門 和枝 特任助教
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ◎ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 3年前期までの設計演習の経験を基に、「人々の居場所をデザインする」をメインテーマに、建築と都市に関わる課題を構造やランドスケープにも考慮しながら総合的に設計する能力を養うことをねらいとする。今学期は現代都市社会に住む人々が、自宅の他に気持ちよく過ごせる「居場所」をどうつくるかをメインテーマに、建築スタジオと都市スタジオに分かれてそれぞれの課題を設計する。対象地区は共通である。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1年、2年、3年前期までのすべての設計科目を履修修了していること。
- <具体的な到達目標>
- 対象とするのは西武池袋線江古田駅周辺地区である。授業のねらいにそって、二つのスタジオに別れて異なる課題を行う。
【建築スタジオ】課題:小中一貫校 【都市スタジオ】課題:魅力的なPublic Life の場となる「サードプレイス」をデザインする
- <授業計画及び準備学習>
- 【建築スタジオ】と【都市スタジオ】の2グループに分かれ、それぞれ別の課題を行う。
(1)(共通)課題説明、クラス分け (2)(共通)地区調査発表 (3)【建築スタジオ】プログラムの整理 【都市スタジオ】対象敷地の分析、「サードプレイス」とは? (4)【建築スタジオ】模型によるボリュームスタディ 【都市スタジオ】Activitiesのイメージ構築 (5)【建築スタジオ】One-Day Charrette:ブレーンストーミングを通して1案まとめる 【都市スタジオ】Activitiesのイメージの空間化 (6)〔共通)中間提出・講評 (7)〔共通)ランドスケープのレクチャー・構造計画のレクチャー (8)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200) 【都市スタジオ】さまざまな場面での空間のありよう (9)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200) 【都市スタジオ】さまざまな場面での空間のありよう (10)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)【都市スタジオ】今後の方向性の確認 (11)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)【都市スタジオ】様々な場面での空間のありさま (12)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)【都市スタジオ】様々な場面での空間のありさま (13)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)【都市スタジオ】市民への宣伝材料をつくる (14)(共通)最終提出・講評 (15)建築総合演習I(A)(B)合同講評会
- <成績評価方法>
- 第1中間提出、第2中間提出および最終提出をすべて行うことが必須である。第1中間提出=1,第2中間提出=2,最終提出=7の割合で按分し総合点を算出し、それに出席状況を加味して最終評価とする。合否ラインは60点である。
- <教科書>
- 「まちづくりデザインのプロセス」日本建築学会刊
- <参考書>
- 指定参考書なし。
- <オフィスアワー>
- 毎回、授業の後30分。9階建築設計準備室。
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