2015年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

建築情報処理I(Information Processing for Architecture I)[1D11]

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2単位
藤木 隆明 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
砂山 太一 非常勤講師  
永田 康祐 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
3次元CADモデリングソフト(RhinocerosおよびVectorworks)を使用した基本的なオペレーションを習得し、コンピュータを用いたデザインプロセス及び思考方法を学習する。またRhinceros用ビジュアルプログラミングツールGrasshopperを用いたパラメトリックデザイン・アルゴリズミックデザインの基本概念を理解し、設計に応用する技術を学ぶ。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
コンピューターを、デザインするための道具として使いこなすための基本的な力を身につける。
自分がイメージする形を、3次元でモデリングすることがほぼできるようになる。
パラメトリックデザイン・アルゴリズミックデザインの基本概念を理解し、簡単なプログラミングができるようになる。

<授業計画及び準備学習>
3つの演習課題をとおして、ドローイング・モデリング・レンダリング・プログラミングの技術を学ぶ。
1週:イントロダクション - 事例紹介および基本操作の説明, 演習の内容概説
2週:演習1 - 2次元ドローイング
3週:演習1 - モデリング基礎
4週:演習1 - モデリング応用
5週:演習1 - レンダリング基礎
6週:演習1提出・講評
7週:演習2 – ビジュアルプログラミング基礎
8週:演習2 – ビジュアルプログラミング基礎
9週:演習2 – ビジュアルプログラミング基礎
10週:演習2提出・講評
11週:演習3 – ビジュアルプログラミング応用
12週:演習3 – ビジュアルプログラミング応用
13週:演習3 – ビジュアルプログラミング応用
14週:演習3提出・講評
15週:自由演習

<成績評価方法>
演習課題の平均点が60点以上の者を合格とする。毎回休まずに出席することが単位認定の前提条件である。

<教科書>
「Rhinocerosで極める 3Dデジタルデザイン ~ver.5.0に完全対応 」中島淳雄(アプリクラフト)
「Grasshopper入門」中島淳雄(アプリクラフト)

<参考書>
指定参考書なし。

<オフィスアワー>
授業終了後30分

<学生へのメッセージ>
3DCADモデリングおよびビジュアルプログラミングはドローイング・ビジュアライゼーション・ファブリケーションなどのデザインプロセスにおいて非常に有効な手段のひとつです。本講義は演習課題をとおして、実際に何かをデザインしながら、自由な発想で、その基礎を学んで貰いたく思います。

<備 考>
・授業で使うデータファイルを保存するのにある程度の容量を必要とします。ネットワークディスクに空きがあまり無い場合は、外付HDDやUSBメモリーなどを予め用意しておいて下さい。
・演習で利用するPC台数の関係上、受講者数の制限を設けます。受講者は25名とします。
・4月初旬の3年生オリエンテーションにて履修ガイダンスを行いますので、必ず出席してください。欠席した場合は希望表を配布しませんので、注意してください。
・ログインするためのIDとパスワードを忘れずに準備して授業に臨むこと。


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