2015年度工学院大学 建築学部建築学科

環境実験(Fundamental Experiment of Environmental Architecture)[3C71]

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2単位
西川 豊宏 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
柳  宇 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
室内居住環境の測定、実験装置を使ったシステム実験を行い、測定方法、デ−タの分析、システムの性能評価法について学ぶ。

<受講にあたっての前提条件>
建築環境・設備系授業(環境工学、空気調和設備、環境評価法など)で習得した知識が整理されていると良い。

<具体的な到達目標>
(1)室内居住環境の測定法を習得する。
(2)熱移動の原理を実験により理解する。
(3)圧縮式冷凍機と冷却塔の原理をデータ計測と分析により理解する。

<授業計画及び準備学習>
1.オリエンテーション
2.室内環境実験-1(計測機器の使い方・計測技術)
3.室内環境実験-2(室内温熱・空気質環境のデータ計測)
4.室内環境実験-3(室内温熱・空気質環境のデータ分析)
5.室内環境実験-4(音響環境のデータ計測)
6.室内環境実験-5(音響環境のデータ分析)
7.空調システム実験-1(実験装置の使い方・システム系統の実測)
8.空調システム実験-2(空気調和機に関するデータ計測)
9.空調システム実験-3(冷凍機に関するデータ計測)
10.空調システム実験-4(冷却塔に関するデータ計測)
11.空調システム評価法(空調システム実験のデータ分析)
12.熱移動実験-1(熱伝導実験のデータ計測)
13.熱移動実験-2(熱対流・輻射実験のデータ計測)
14.熱移動実験-3(熱移動実験に関するデータ分析)
15.授業成果の確認(各実験課題の復習)

※1〜6.は新宿キャンパスで、7〜14.は八王子キャンパスで実施する。

<成績評価方法>
平常の実験及び毎回のレポ−ト提出(期限内)により内容を評価し60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
設備実験室発行のプリント

<参考書>
建築環境工学実験用教材I、II(日本建築学会編)
最新建築環境工学(井上書院)

<オフィスアワー>
新宿キャンパス:
・月曜日13:00-14:30(通年)
・火曜日18:00-19:30(前期)・15:00-18:00(後期)、
・木曜日17:00-18:30(前期)
八王子キャンパス:
・水曜日16:30-18:00(前期)
・木曜日11:00-12:30(後期)
※学内外の行事や会議により不在の場合もあるので、来訪の際は事前連絡のこと。

<学生へのメッセージ>
専門科目の総合学習となるので、卒業後、建築、環境設備設計、設備施工分野に進む学生、及び卒論で実験・実測を伴わない学生は、受講して、測定方法やシステムの実際を学んで欲しい。


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