2015年度工学院大学 建築学部建築学科

構法設計(Construction System Design)[4A17]

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2単位
石田 航星 助教  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
構法計画に求められる知識を演習を通じて習得する。また、情報技術の進歩により建築技術者にもこれら知識が必要とされているため、授業の演習を通じて、コンピュータ・リテラシーに関連する技術の習得も目指す。

<受講にあたっての前提条件>
(1) 「構法計画」を受講している
(2) ただし、「構法計画」を受講していない学生でも、構法と工法の違いを理解していれば受講を認める
(3) 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造の構法上の違いを理解している

<具体的な到達目標>
(1) 各個の施設や空間に求められる機能・性能を明確に説明できる
(2) 統計処理や構法設計のアイディアを他者に説明するために必要な情報処理能力を習得する

<授業計画及び準備学習>
本講義は演習形式で実施する。

1. 建築構法と情報技術
2. Excel VBAを用いた計算処理1
3. Excel VBAを用いた計算処理2
4. 各種統計データの分析と住宅政策1
5. 各種統計データの分析と住宅政策2
6. 建築設計におけるValue Engineering1
7. 建築設計におけるValue Engineering2
8. 建築物の評価方法1
9. 建築物の評価方法2
10. 3次元計測技術と立体物の計測1
11. 3次元計測技術と立体物の計測2
12. 建築に用いる部材と3次元CAD1
13. 建築に用いる部材と3次元CAD2
14. 建築に用いる部材と3次元CAD3
15. 課題提出

<成績評価方法>
本授業は授業で出題した課題により評価する。
各課題を100点満点で採点し、それらの平均点で成績を算出する。
平均点が60点以上の学生を合格とする。
なお、未提出は0点とする。

<教科書>
必要に応じで資料を配布しますので、指定の教科書は特にありません。

<参考書>
「建築構法(第五版)」内田,吉田他著(市ヶ谷出版社)
「構造用教材」日本建築学会(丸善)
「3D図解による建築構法」小見康夫著(市ケ谷出版社)

<オフィスアワー>
木曜日12:10〜13:00

<学生へのメッセージ>
部位により区切ることにより空間が作成されます。この空間を快適なものとしてデザインする事が出来るのが構法であり、そのためには、建築に関する知識のみならず、統計や情報処理に関する知識が必要であるということを実感してもらえるとうれしく思います。


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