2015年度工学院大学 建築学部まちづくり学科

緑地環境計画(Open Space and Environment Planning)[5A14]

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2単位
下田 明宏 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
 2年次のランドスケープデザインでは、主にその基本的なツールとして、造成デザインと植栽デザインについて学習したが、本授業では、次のステップとして、ランドスケープの「デザインプロセス」について理解を深めることを主眼とする。具体的には、座学と演習課題の並行作業により、敷地条件と利用形態の分析から、コンセプトとプログラムの策定、そして、デザイン提案までのプロセスを習得する。
 特に演習課題については、近年の社会環境の変化により機能不全に陥っている中心市街地の公園緑地に着目し、「中心市街地における緑地空間の再生」を主たるテーマとする。

<受講にあたっての前提条件>
2年次に「ランドスケープデザイン」を履修していること。

<具体的な到達目標>
(1) 都市の多様な緑地空間の機能や構造を理解する。
(2) 敷地条件と利用形態の分析から、緑地空間のあり方を提案できるようにする。
(3) ランドスケープのデザインプロセスを理解する。

<授業計画及び準備学習>
1 オリエンテーション/課題 1 「緑地空間の分析」
2 都市と広場
3 都市の骨格としての緑地空間 1
4 都市の骨格としての緑地空間 2
5 都市の骨格としての緑地空間 3
6 課題 1 Desk Crit
7 課題 1 講評
8 課題 2 「中心市街地における緑地空間の再生」
9 中心市街地における緑地空間 1
10 中心市街地における緑地空間 2
11 中心市街地における緑地空間 3
12 課題 2 Desk Crit
13 課題 2 講評
14 小テスト
15 まとめ

<成績評価方法>
到達目標(1)、(2)、(3)は、原則として、それぞれ課題1(33%)、課題2(33%)、小テスト(33%)で評価する。
最終成績60点以上を合格とする。

<教科書>
特に指定しない。

<参考書>
授業中に参考書を紹介するほか、必要に応じて資料を配布する。

<オフィスアワー>
授業の前後に対応する。


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