2015年度工学院大学 建築学部まちづくり学科
地域の安全(Community Safety)[4B13]
2単位 村上 正浩 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 宮村 正光 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 地震災害を主として過去の災害と教訓、都市・地域レベルの防災・防火対策と計画理論、企業防災を学び、都市・地域の安全・安心を実現していくための知識を習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 3大学連携科目の「社会貢献学入門」「減災学入門」「減災学」「建築の安全」については事前に受講しておくことが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- ・自然災害や都市大火など過去の災害とその教訓を説明することができる。
・防災・防火対策と計画理論を説明できる。 ・事業継続計画の策定プロセスや企業防災の考え方を説明できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 ガイダンス
講義の進め方とレポート課題の内容・評価基準について説明する。 準備学習:シラバスを熟読しておく。
第2回 我が国の災害環境とまちが抱える様々な課題 我が国の災害環境を理解し、まちが抱える様々な課題を学ぶ。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第1章)を熟読しておく。
第3回 都市防災対策と事業・制度(1) 江戸時代以降の我が国の都市防災対策について理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第2章)を熟読しておく。
第4回 都市防災対策と事業・制度(2) 都市防災対策を実現するうえでの様々な事業・制度を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第2章)を熟読しておく。
第4回 防災まちづくりの考え方 都市レベル・地区レベルの防災まちづくりの考え方を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第3章)を熟読しておく。
第5回 防災まちづくりの進め方 都市レベル・地区レベルの防災まちづくりの進め方を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第3章)を熟読しておく。
第6回 震災に強い都市づくり(1) 震災に強い都市づくりの考え方を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第4章)を熟読しておく。
第7回 震災に強い都市づくり(2) 震災に強い都市づくりの計画理論を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第4章)を熟読しておく。
第8回 地区防災まちづくり(1) 地区防災まちづくりの考え方を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第5章)を熟読しておく。
第9回 地区防災まちづくり(2) 地区防災まちづくりの計画理論を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第5章)を熟読しておく。
第10回 地域防災力の強化と地区防災計画(1) 地域防災の担い手の現状と課題について理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第6章)を熟読しておく。
第11回 地域防災力の強化と地区防災計画(1) 地区防災計画の考え方を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第6章)を熟読しておく。
第12回 エリア防災とエリアマネジメント エリア防災とエリアマネジメントの関係を理解する。 準備学習:配付するテキストの該当箇所(第7章)を熟読しておく。
第14回 企業防災 企業の事業継続計画の考え方を理解する。 準備学習:これまでの復習を行い、企業防災と事業継続計画について考えておく。
第15回 学習成果の確認 定期試験を行う。
- <成績評価方法>
- 企業防災に関わるレポート課題と定期試験の合計が60点以上を合格とする。
- <教科書>
- テキストを配付(Kuport)
- <参考書>
- 「都市防災学 地震対策の理論と実践」梶秀樹・塚越功編著、学芸出版社
- <オフィスアワー>
- 月曜日〜金曜日 18:00〜19:00 ただし事前に予定を確認のこと。
E-mail:murakami@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- ・本講義は、神戸学院大学および東北福祉大学との連携講義科目に位置づけられています。
・講義開始後の入室は原則として認めないので、遅刻厳禁で臨んでください。 ・準備学習に使う講義資料はポータルシステムから入手すること。
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