2015年度工学院大学 建築学部まちづくり学科

イギリス留学建築計画(Architectural Planning Theory for the Special Program of Study in England)[0401]

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2単位
田村 雅紀 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
河合 直人 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
都市や地域、地区の計画を立案するには対象となる都市、地区の現状を正しく把握する必要がある。この講義では都市や地域、地区の調査・分析・評価を中心的なテーマとして、その見方・調べ方を実践的に学ぶ。とくに英国、ケント州、カンタベリ市の特徴を調べ、把握し、それらを適切に整理できる術を身につけることを目的とする。

<受講にあたっての前提条件>
当該年度のカンタベリーハイブリッド留学プログラムに参加が決定していること。
2年次終了時に3年次科目履修条件を満たしている事。且つ2年次までの必修科目を全て履修していること。

<具体的な到達目標>
1)都市や地域に関する情報の収集・分析方法を理解し、習得する。
2)それ用いて対象地区の調査・分析・評価ができるようになる。
3)1)2)に基づいて、地区調査の企画立案できるようになる。

<授業計画及び準備学習>
1日目、introduction:都市を解析するということ
2日目、フィールドワーク
3日目、フィールドワーク
4日目、ヒアリング/アンケートの実施
5日目、地域資源・課題の抽出/ワークショップの実施
6日目、中間発表
7日目、歴史/地形/空間/生活を知る
8日目、レポート(カンタベリの地域資源分析図の作成/発表)
帰国後、報告レポートと発表

<成績評価方法>
中間レポート30×2=60点、帰国後報告レポート40点により成績を評価する。
合計60点を合格とする。

<教科書>
「まちの見方・調べ方−地域づくりのための調査法入門」西村幸夫・野澤康編著(朝倉書店)

<参考書>
「建築・都市計画のための調査・分析方法」日本建築学会編(井上書院)
「住環境 評価方法と理論」浅見泰司編(東京大学出版会)
その他、教科書に参考文献として紹介されているものを、適宜参照すること。

<オフィスアワー>
現地授業終了後

<学生へのメッセージ>
一緒にまちを歩きながら、見て、測り、調べ、ポートフォリオにまとめていけるように頑張りましょう。


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