| 2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科
 
 
情報と職業(Information Technology and Vocation)[9751]
 2単位
 尾高  進 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
<授業のねらい> この授業のねらいは、主要には「情報化」と職業・労働をめぐる問題との関係を検討することにある。以下に、具体的な到達目標を示す。(1)情報通信技術の発達と社会や労働との関係が分かる。
 (2)日本の職業・労働の特徴が分かる。
 (3)職業指導について、その基礎的な事項が分かる。
<受講にあたっての前提条件> この科目は教職課程の科目であるので、教職課程の履修登録者であること。<具体的な到達目標>(1)情報通信技術の発達と社会や労働との関係が分かる。(2)日本の職業・労働の特徴が分かる。
 (3)職業指導について、その基礎的な事項が分かる。
<授業計画及び準備学習>■準備学習について特別な予習は必要ないが、授業で扱った内容については、復習をしておいてほしい。また、各回の授業の終わりに提出してもらうミニレポートは返却する予定なので、見返しておいてほしい。
 
 1.オリエンテーション
 2.情報化社会論とは何か
 3.情報化の進展と生産の世界の変容
 4.情報化と世界(ビデオ視聴)
 5.日本的経営システムとその変容(1)OJT、QCサークル、年功賃金、終身雇用
 6.日本的経営システムとその変容(2)成果主義・能力主義
 7.情報化と労働の変化
 8.中間発表
 9.社会における情報技術の位置と役割−ITは社会を変えるか−
 10.労働組合の歴史と役割
 11.教育実践としての職業指導
 12. 職業学科における職業指導
 13.グローバリゼーションと職業
 14.グループワーク:情報化の進展と職業の変化についてのディスカッション
 15.まとめ
<成績評価方法> 成績評価は、各回の授業の終わりに書いてもらうミニレポート、レポート課題によって行う。それらの課題により、上記の到達目標に達したと判断できる者に単位を認める。<教科書> 特に指定しない。<参考書>斉藤武雄ほか編著『ノンキャリア教育としての職業指導』学文社、2009年<オフィスアワー> 授業の前後またはメールでご連絡下さい。odaka@cc.kogakuin.ac.jp
 
 
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